災害にはデマが付き物と言っても、SNSでの、カネ目当ての偽動画の投稿、その拡散はひどいものだ。うすうすそんなものだろう・・・と思ってた以上に「能登」の偽動画がひどいことを新聞の報道で初めて知った。
災害の当事国でなく、関係のない多くの国から発信されているという。濁流に家や車が呑み込まれている動画であれば何でもいい、ネットで見つけ、そこに「日本―能登地震の惨状」と着ければ「金儲けのチャンス」になる・・・いや、金儲けになったと、パキスタン人がパキスタンで語っている記事が載っていた。能登地震に関係があるかどうかは関係ない、拡散しそうな画面であればいいのだ。もう、なにおかいわんやだ。
昔の災害のデマより、画像が付いているだけ、現実感があり、信じる人が多くなる。能登の人々の本当の悲しみや苦しさが置き去りのままなのに・・・・。
災害だけではない・・・今の時代、偽動画はすぐ作れるのだ。私たちは何を信じればいいのだろう 真偽が
分からないのだから、せめて、拡散行為はしないでほしい。
すごく腹が立つのに、私にはこれくらいしか言えないのが悔しい