戦わずに負けるなよ❣ | ばぁば は今日もよっこらしょ

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主人が5年も入退院の末、ついに逝ってしまった。親、兄弟などの家族の中では一番の長生き。だから立派だったのかもしれない。
「一人」になったけど「独り」にならずに過ごしていきたいなぁ。

ひとまずOK。一応区の予選を通過して、三人とも都大会進出することになった。小学生の時から私の卓球クラブに来ていた三人が別々の中学校に進み、卓球部に入部。三人とも、新人戦に、学校代表、区代表に。たった三人だから三人ともそれぞれの区代表に成れなかったら、きまずい雰囲気の練習になるかも・・・と心配していた。どの区も2年生がコロナの悪影響を被っていると見え、2年生を破っての都進出だという。それでも、今の力では、都大会では一発負けしそう。ダメという打ち方を直せない、自分たち同士で当たると、小学生の時のように半分遊んでしまう・・・「代表」の重みや、出たくても出られなかった人の気持ちがまだ分かっていないので、厳しい練習ができないのだ。

三人とも区が違うから、都大会で当たるかもしれない、その時、しまってやるぞ・・・と思っても、普段やっているようにしかできないものだ、練習でも、初めて戦う敵と思って真剣にやれば、お互いに上達し合えるし、それぞれの学校でもいい練習が出来るようにもなり、都大会などに出るのが楽しくなるよ・・・と話した。二人は、即態度が変わったが、一人は打ち損じてのケラケラ笑いを止められなかった。何回でも、「試合は練習のように、練習は試合のように」となる練習って、どういう練習かを考えさせるしかない。自分に厳しくなるよう意識も変えないと・・・。代表に成って終わりではないのだから・・・。「負けてもいいから戦って負け、たくさん学んできてくれ、戦わずに負けるなよ」。サヨナラの代わりに最後に彼らに言った言葉だ。意味が通じたかどうか・・・。