こんにちは。
今日は精神病院の保護室について投稿したいと思います。
私が入院している病院では、私がいる精神科急性期治療病棟のフロア内にあります。
しかし、同じフロア内でも一般の病室とは完全に隔離されているため、一般の病室にいる人には保護室の状況などは一切分かりません。
では、なぜ自分が保護室について投稿できるのか?
そう、私は保護室に4日ほど入っていました。
一時期、ブログを長期間投稿していない期間があったかと思いますが、その時に保護室に入っていました。
通常、保護室には錯乱している人や破壊行為・暴行・暴言・自傷行為を行った、または行う可能性がある患者が入る病室です。
誤解の無いように言っておきますが、自分が入室した原因は上記には当てはまりません。
自分は自分の意志で保護室に入りました。
意外かもしれませんが、患者が保護室への入室を希望し、医師が許可を出せば保護室に入ることができます。
そしてその場合は任意入室という形になるので、患者の意思で出ることもできます。
自分が保護室への入室を希望した理由は、簡単に言うと人間関係のトラブルです。
トラブルの内容は特に書きません、というより書けません。
自分も当事者の一人であるのは確実なのですが、あまりにも多人数が関わっていて、未だに全容を自分が把握できていませんので、トラブルの内容について書きません。
しかし、このトラブルの結果、私の精神は衰弱し、あらゆる人と会いたくない、見たくない状況に陥ってしまって、夜に当直の医師に相談した結果、任意という形で保護室で休んでくださいという話しになりました。
私が、保護室に入室した経緯はこれくらいにして、本題の保護室について書いていきたいと思います。
まずは保護室への入室の準備です。
保護室にはあらゆるものが持ち込めません。
なので入室前には身につけているものを全て看護師に預け、身体検査(空港でやるようなやつ)を受けた上での入室となります。
ただ、自分も看護師に預けるのを忘れていたのですが、スマートウォッチ(バンド型)を身に着けたまま入室してしまいました。
看護師の身体検査にも引っかからなかったので、これは看護師のミスですね (^_^;)
おかげで日時だけは保護室に入った後でも把握できました。
では、今度は保護室の部屋の中について話をしていきたいと思います。
記事の最初の方に牢屋のイメージ画像を使わせて頂きましたが、決して鉄格子の部屋ではありません。
保護室の部屋の広さはだいぶ広く、たぶん8畳程度の広さがあったと思います。
天井もかなり高く普通の住宅の1.5倍程度ありました。
内装も壁、床も木造りで、外の風景を眺められる大きな窓もあります。
自分は一般の病室でも個室でしたが、それよりはるかに広くて開放的で良い作りでした。
部屋の設備はトイレと給水器と寝床(布団)、内側からは開けられない扉だけです。
洗面所はありませんし、トイレも自分では流せません。
照明器具も暗めの照明があるだけです。
そういう意味でいうと刑務所の雑居房より設備は少ない感じですね。
なので、私は保護室にいる間は入浴はしていませんし、歯磨きや洗顔もしていません。
看護師に要求すればできたのかもしれませんが、なにせ自分の精神状態はあきらかに異常で保護室にいる間は一切の食事・水を摂る(薬を飲むときは強制的に飲まされましたが)こともできない状態だったので。。。
次はまわり(隣室等)の状態ですが、日中はとてもにぎやかです。
防音がしっかりしているのであまりしっかりは聞き取れませんでしたが、叫び声や絶叫がずーっとエンドレスで聞こえたり、壁やドアを殴るか蹴る音が聞こえたりと、色々な音が聞こえてきました。
私はというとひたすらそれをBGMとして寝ていました。
夜になると一転、物音ひとつしません。
聞こえるのは看護師の巡回の足音だけ。
おそらく他の保護室の患者も睡眠薬が効いてよく眠っていたのでしょう。
そして私の精神状態も落ち着いて、4日目に保護室を出ることになりました。
問題となった人間トラブルはいつの間にか解決して、自分も関係者に謝って歩いたのですが、「なんで謝るの?」って感じの反応でしたね。
今日の話はこれで終わりです。
フォローなどもお待ちしております
最後まで読んで頂きありがとうございました m(_ _)m
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