今日も精神科急性期治療病棟をネタに記事を投稿していきます。

 

下記にいままでの精神病院の記事について投稿しておりますので、そちらもご覧頂ければ幸いです。

 

※ちょっと記事数が増えてきたので、精神病院・病棟に関する記事と事件簿の記事を分けさせていただきます。

 

【精神病院・精神科急性期治療病棟に関する記事】

 

 

 

【精神科急性期治療病棟事件簿に関する記事】

 

 

 

 

 

 

今日の事件簿は保護室へシリーズの最後になります(今のところ)

 

そして自分が1番強烈に印象に残っていることです。

 

今回のケースは保護室から日中帯(朝から消灯時間)は時間開放されていた方が、開放されなくなったケースです。

 

この方を仮にAさんとさせて頂きます。

 

Aさんの症状主に幻覚や幻聴・リストカットなどの自傷行為です。

 

普段はおとなしく、ひたすら共有スペースで手紙を書いています。

 

Aさんは主治医の先生が好きらしくいつも主治医の先生に向けて恋文を書いています。

 

それ以外には作業療法でカラオケなどあるのですが、その時の踊り付きでノリノリで歌っています。

 

 

しかし一旦幻聴や幻覚が始まってしまうと雰囲気が一変します。

 

独り言から始まり、大声で叫び、看護師に絡み手がつけられなくなります。

 

それでもある程度落ち着けばまた元に戻るので、保護室からの時間開放は続けられました。

 

しかし、その日は様子が全然違いました。

 

手紙やノートを破りまくり、椅子を投げ飛ばし、幻聴に対して大声で叫びまくり、大変危険な状況でした。

 

もはや一人の看護師で対応できる状況でなく、男女含めた看護師3人でAさんを押さえつけ鎮静剤?のようなものを口を開けさせて無理やり飲まされ、保護室へと連れて行かれました。

 

それ以来、Aさんを共有スペースなどで見かけることはなくなりました。

 

おそらく全然状態が安定していない状態なのだと思います。

 

基本的に保護室に入る人以外は保護室を見ることも、保護室からの叫び声なども聞こえません。

 

なのでAさんの状態は不明です。

 

早い回復を祈るばかりです。

 

今日の話はこれで終わりです。

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最後まで読んで頂きありがとうございました m(_ _)m

 

 

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