こんばんは。

 

自分は精神病院に入院してそろそろ3ヶ月となります。

 

退院も間近に迫ってきました。

 

そこで、今日は自分の経験を元に入院にあたって快適?に過ごすアドバイスを投稿したいと思います。

 

どちらかといえば入院生活を送る上での行動面の話になります。

 

一応、下記の記事の続きとして読んで頂ければ幸いです。

 

 

 

 

できれば自分を反面教師として多くの人に快適な入院生活を送って欲しいです。

 

 

1.相談事・不安・不満はまずは担当看護師に相談・お話ししましょう

精神病院に入院すると、患者に対して主治医・担当看護師・担当ケースワーカー(相談員)が決められます。

 

だいたいは入院時に「入院診療計画書」が作成され、それに署名・捺印することになるのですが、ここに病名や治療方法のほか、上記の担当者が記載されています。(私の場合は入院してから1週間後に作成されましたが。。。)

 

相談事や不安・不満はまずはそこに記載された担当看護師にお話しましょう。

 

「えっ、まずは主治医じゃないの?」って思われる方もいるかもしれません。

 

しかし、主治医にも色々なタイプの方がいまして、診察の時間をたくさん取って悩み事を聞いてくれる医師や、投薬調整が得意であまり悩みごとは聞かない医師(薬の話中心となる医師)など様々います。

 

私は過去の下記の記事で医師と相性が合わなかったら転院しろって記事を投稿していますが、一旦、入院したあとの転院となるとなかなか面倒なことになります。(そもそも精神病院で入院施設があるところがそんなにないと思うので転院先に苦労すると思います)

 

 

そこで登場するのは担当看護師です。


担当看護師は患者からの相談事・不安・不満などを聞くと主治医や相談員、場合によってはそのフロアの看護師全員に共有してくれます。

 

その情報があると主治医や相談員も行動を起こしやすくなるので、まずは担当看護師に相談することを大事にした方が良いと思います。

 

ただ、看護師の方も複数の担当患者を受け持っていますし、そもそも看護師は常に忙しく動き回ってます。

 

なので、担当看護師とお話する際は、まず「相談したいことがあるので、看護師さんの時間が空いたときにお話できませんか?」と相談しましょう。

 

そうすれば、その時に大丈夫であればその時に話を聞いてくれるでしょうし、忙しければ◯時頃聞きに行くねなどの回答を得られると思います。

 

あと、担当看護師と話す際は話す内容をなるべくまとめて簡潔に話すようにしましょう。

 

さっきも書きましたが看護師は忙しいのでそんなに長い時間話し込むのは難しいです。

 

自分が下記の過去記事に掲載したような相談や不安・不満事項をメモ程度で良いのでまとめておきましょう。

 

 

そうすると話がスムーズに進むと思います。

 

2.看護師に話しかけてはいけない時間(繁忙時間)を事前に確認しておく

看護師はだいたい常に忙しく動き回っていますが、その中でも絶対に話しかけてはいけない時間帯(繁忙時間)が存在します。

 

例えば日勤・夜勤帯の引き継ぎ時間帯、薬の確認などを行っている時間、食事時間(食事介護)などです。

 

ようは「空気を読め」ということに尽きてしまいますが、事前に担当看護師にこの時間帯を聞いておくと話しかけやすくなります。

 

ちなみに繁忙時間帯の看護師はかなり気が立っています。(かなり危険)

 

 

自分は一度、繁忙時間(食事の配膳時間)にある患者が頓服薬が欲しいので看護師に話し掛けたところ「構うな!あっち行ってろ!!」と怒声で話していたところをみたことがあります。

 

ただ、この患者はいわゆる空気が読めない感じの精神疾患をお持ちで、かつ自分に「なんで私は怒鳴られたの?」と何度も何度も話しかけにくるようになりました。

 

まぁ、いわゆるトラウマになってしまったのでしょうね。

 

健常者であれば10:0で患者側が悪いと思いますが、そういう精神疾患を持った方への対応としては10:0で看護師側が悪いと思いました。

 

なので、私は後日、看護師長に上記の事象を告発し、その看護師は2度もその患者に謝罪してましたね。

 

ただ、それでもトラウマは消えないようで、その患者は私と会うと同じことを話し掛けてきますが (^_^;)

 

3.自分に処方されている薬と効能・副作用をきちんと把握しよう

診察時に医師は処方している薬および容量・効果をきちんと説明してくれます。

 

しかし、パソコンのディスプレイ前で複数の複雑な薬剤名と効能など説明されても、はっきり言って記憶できません。

 

しかも、病院処方では外来の調剤薬局で出てくるような薬の説明資料がでてきません。

 

なので、主治医または担当看護師に自分に処方されている薬と容量を知りたいといって、一覧かなにかをもらった方が良いです。

 

薬の名前さえわかれば、あとはインターネットで検索すれば色々と情報が出てきます。

 

ただ、インターネット検索で注意して欲しいのは、副作用の多さに驚かないで欲しいというところです。

 

たった1つの薬を検索しただけでも、ものすごい量の副作用の情報がでてきますが、あくまでそんなこともあったレベル程度の話しなので気にし過ぎるのはやめましょう。

 

4.患者間とは心のソーシャルディスタンスを保つ、またはATフィールド(心の壁)を張る

1ヶ月から2ヶ月も経てば薬の調整も完了し、見た目は健常者と変わらないような感じになる人がいます。(そうならない人も沢山います)

 

同じフロア内で数十名が居住している訳ですから、自然と患者同士が会話するようになり仲良くなったりもします。

 

それに下記の記事に書いたとおり、同じ精神疾患を持った人同士が自分の境遇などを話すことで気持ちが楽になったりすることもあります。

 

 

ですが、必要以上に仲良くするのは危険です。

 

1フロアに何十人の人が生活している上に健常者のように見えても精神疾患がある人たちの集まりなのです。あまり人間関係が密になり過ぎるとトラブルの原因になりかねません(口論や喧嘩・暴力など)

 

会話などは本当に世間話などに留めて、個人の素性などは明かさないようにしましょう。

 

あくまで入院中だけの知人を割り切り、連絡先の交換などもしないほうが良いと思います。

 

5.他の患者の治療の相談にはのらない

これは自分の失敗談になります。

 

私は健常者っぽく見えるせいで、色々な人(特に少年や少女)から相談を受けました。

 

仕事や進路などの相談には自分の意見を述べましたが、治療に関しては一通り聞いて、主治医・担当看護師・相談員に相談してと回答してました。

 

ただ、これに例外のケースが出てきました。

 

ある人が主治医や担当看護師に相談できないという相談でした。

 

自分は担当看護師に相談事をメモにして書いて渡したらとか、自分の服用している薬の一覧を貰ったらなどアドバイスしたのですが、これが主治医の逆鱗に触れ、「治療妨害するな!」と自分は叱責されるはめとなりました。

 

また、この事件を機に今入院している病院にはいられなくなり、退院後は元々通っていた病院に通院することが決まりました。

 

元々、通っていた病院に戻るのは良いのです。

私は元々の病院の医師をとても信頼しており、その医師の説得で入院を決めたので、これに関しては特に問題や不満はありませんでした。

 

ただ、問題はその後でした。

 

ある人は主治医や看護師とその後上手くやっていけるようになったようなので安心したのですが、今度はその人は手のひらを返すように私の事実ではない悪評を看護師や患者に吹聴するようになったのです。

 

どのような悪評かはここでは書きませんが、十二分に自分の自尊心を傷つけるものです。

 

自分としてはなぜ?としか言えません。

 

もちろん自分のことを信じてくれている人(患者・看護師)もいますが、正直なところここ3週間は針のむしろ状態です。

 

他人の視線が怖くて、洗面・入浴・食事・麻雀以外ではずーっと部屋に閉じこもっております。

 

4で書いたとおり、患者間では心のソーシャルディスタンスまたはATフィールドを張り、深入りしないことをオススメします。

 

せいぜい、その人の担当看護師に上手く相談できなくて悩んでいるみたいと報告するだけにしておきましょう。

 

自分が深入りしすぎたのが原因ですが、ただ、自分は医師や看護師にこれだけは言いたいです。

 

患者から患者へ治療の相談をさせるような状況を作るなよ!

きちんと医師や看護師はきちんと患者の不安・不満・相談ごとを聞き出して、こんな状況に陥らせないようにしろ!

自分だけに責任を押し付けるな!!

 

自分の入院の原因となった精神疾患は良くなりつつありますが、今度は人間不信に陥りそうです。。。

 

今日の話はこれで終わりです。

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最後まで読んで頂きありがとうございました m(_ _)m

 

 

【精神病院について過去記事】

 

 

 

 

 

【精神科急性期治療病棟事件簿に関する記事】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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