1999年からのヒヨコの記録に残る映画の中で1番だと思うのが2005/10/27にチネチッタで観た「蝉しぐれ」です。
原作は藤沢周平さん、監督・脚本は黒土三男さん、音楽は岩代太郎さん。
主要キャスは牧文四郎が当時の市川染五郎さん、ふくが木村佳乃さん、
少年の文四郎が石田卓也さん、少女のふくが佐津川愛美さん。
映像、ストーリー、音楽か素晴らしいです。
好きなシーンは少年・少女期の文四郎とふくが木立の坂道の蝉しぐれの中、
文四郎の父の死骸を大八車て押すシーンです。
佐津川愛美さんの歯を食いしばって大八車を押す姿がいいです。
鳥海山でしようか、場面を変えるシーンで使われた山の景色にも見とれました。
原作では文四郎と、おふくか最後に結ばれるのですが映画ではそうではありませんでした。
黒土三男さんはプラトニックな物語として、
さわやかなまま記憶に残るようにしたかったのではないでしょうか。
原作は藤沢周平さんです。
すっかりこの人のフアンになってしましました。
小説は無論、エッセイまで発売された本はすべて購入し読んでしまいました。
音楽も素晴らしいです。
映画を観たあと、サウンドトラックのCDを買いました。
飽きがくるまて聴きました。
映像を思い浮かべながら聴くと最高です。
(0023は本ブログの映画鑑賞記録の番号です)
★★★★★
NHKで2007年放送の「風の果て」につながります。
この作品は原作が藤沢周平さん、音楽が岩代太郎さん、
脚本が竹山洋さん、主演が佐藤浩市さんでした。
テーマ曲の「天に捧ぐ」 のケイコ・リーさんの歌声も好きでした。
このドラマのテーマは「足るを知る、足るを知らず」と思いました。
このドラマを見た時点ではわかりませんでしたが、
今は次のように考えています。
物欲などには「足るを知る」で抑制し、
教養を高めるなどには「足るを知らず」で促進させようと思います。
使い分けが必要なのだと思っています。
岩代太郎さんの音楽は
金子成人さん脚本のNHK大河ドラマ「義経」も気に入りました。