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これからの時期は梅雨になって湿度が上がってきます。

そしてその時に悩むのが除湿運転と冷房運転です!


基本的に除湿運転してたら湿度が下がるんでしょ?って思われている方が多いと思います。


それでは実測してみます。

これはエアコンの吹き出し口に設置した温湿度計です。




①除湿運転

除湿

21度

風量自動(自動しか設定できなかった)





②冷房運転
冷房
22度
風量弱





データを比較します。

除湿量は絶対湿度を見ます

①12.96  ②9.07

これで見ると②の冷房運転の方が除湿された空気が出てきていることが分かります。

(①の方が風量が多ければ①の方が除湿量が多くなる)



温度

①20.7 ②12.8


①の方が適温が出てきていますね。でも②の風が出てきていたとしても家中の空気量だとそこまで家の中の温度は下がらないんです。




我が家の運転

2階にある日立の6畳用エアコンで設定温度は22度冷房の弱風です。

先ほどのデータの通り②の方が除湿量が多い運転方法です。

吹き抜けにある温度で1日の温度の動きを見てみると

下がるどころか外気温の上昇と共に23.8度から25.2度まで上がっています。



原因としては

・外気温の上昇が室内に影響

・24時間換気による外気の流入

・人や家電からの発熱


これでも湿度が60%以下になっているので暑いなどはありません。




それでも寒いと感じるのはなぜ?

温度計で調べてみても室温が25度ぐらいでも寒いと感じる時がある方は下の原因が多い


①エアコンの冷気が直接当たっている

②エアコンから直風じゃなくても冷気は下を流れるので

③気流がある

④エアコンの設定が悪い

⑤エアコンを2台以上運転している




  対策

①運転するエアコンは広い空間にあるものを使って人が当たらない方向に向ける。あまり狭い空間に風を送るとサーモオフしてエアコンの運転が止まる


②これはコールドドラフトと言って真冬に足元の冷えを感じたことがあると思いますが、冷たい空気は下にいくので寒く感じることがある


③先ほどのコールドドラフトも気流の原因になっているのと、サーキュレーターやシーリングファンの運転を止める


④エアコンがサーモオフを繰り返していると湿度より温度が下降しやすい


⑤エアコンを2台以上運転しても良い時もあるが、1台でいけるときに無駄に2台以上で運転すると、

エアコンの熱交換器が冷えない=除湿量が減る

運転になるのでできる限り1台の運転にする。



温度と違って湿度は動きが早いので湿気が発しているところじゃなければ時間が経てば部屋の湿度も均一になりやすい。