ばーやんの​記事まとめ





我が家では泉北ホームに依頼してエアコンは先行配管してもらいました!



やる意味ある?って思われる方もいると思います。

そこでやる意味があると思われた方はなぜですか?


断熱気密欠損になりやすいから!って回答される方が多いと思いますニヤリ




穴開け

よく見る画像ですね。

穴あけの際に断熱材がグチャっとなっていますね笑い泣き

ひどい場合だと防湿透湿シートも破れているとかガーン

最悪の場合だと断熱防水欠損ですね。

タイル壁にあけたエアコン用の穴



隙間の処理

それ以外にはココもですね!綺麗に穴開けをして施工してくれているにもかかわらず、ガバガバの穴が空いています

これだと断熱気密欠損になります。


ここの隙間を埋める処理前後を比較している方がいてまして、1個の穴に対して7.3cm2程度の穴があります。

C値にすると0.05程度悪化するみたいですキョロキョロ


これがエアコン1台に対してなので複数台の穴があればその台数分が悪くなります。

頑張って高気密の家を作っても意味が無いですねガーン



スリーブの施工

じゃあ穴を開けた所にスリーブを施工したら良い?って感じになりますよね?

エアコン工事の際のコーキングによる気密処理

これも施工後の見た目がカバーを付けて綺麗になっているだけで誤魔化しにしかなってないですねプンプン


結局この穴に配管を通すだけだと、先ほどと同じようにスリーブと配管に隙間ができるので断熱気密欠損になるのでこれだけだと処理が足りないです。



配管の隙間を埋める!?

それでは今までの流れをまとめると、配管の隙間を埋めるのがいいのか?ってなってきますよね?


よく聞くのが粘土みたいなやつで埋めるのは隙間に対して追従性が無いので気密として使えない。


じゃあコーキングになると追従性のあるやつを使用すれば気密は確保できる、けど断熱性が確保できない。


そーなると発泡ウレタン!ってのが答えになりますよね?ウインク




正解は?

ここまで流れが長かったですね笑

少し詳しい人だと答えは決まってますよね?


スリーブと発泡ウレタン


皆さん正解しましたか?


でもね、これには2種類あるんですよ。

先行配管でスリーブを施工した場合と後付けでスリーブを施工した場合



まず先行配管した方は完璧かな?と思っています。

後付け配管した方の何がダメかと言うと


・断熱性能に関しては同じ

・気密性能に関しては少し劣る

・防水性能はダメ


と言った感じになります。



なので個人的な見解では


①先行配管するパターン

・スリーブを先行配管して防水、気密処理

・スリーブとエアコン配管の隙間は発泡ウレタンで断熱、気密処理



②先行配管しないパターン

・透湿防水シートに気密テープと発泡ウレタンで防水、気密処理

・スリーブは施工しないで、配管の隙間は発泡ウレタンで断熱、気密処理


となります。

なので先行配管しないパターンでスリーブを施工すると水滴などが室内に入ってくる可能性があるので注意が必要です!

言葉での説明が難しいのでスケッチしようと思いましたが、面倒なのでやめました笑




先行配管の施工方法

スリーブを施工




スリーブの隙間を気密処理

室内側は発泡ウレタンで処理




透湿防水シートの施工後は再度、防水処理

この辺はその他の配管と同じやり方ですねニコニコ




ちなみに長さを測っているのはスリーブの長さが短くない?って思って測っています笑


スリーブは15mm出ています!

泉北ホームでは

通気金物15mm+サイディング21mmなのでスリーブはサイディングにギリギリ届くかな?ってぐらいになります笑い泣き

サイディングが21mmあるねんからもう少し長くても良いやん!って感じですよねプンプン


答え合わせはサイディングとシーリングが施工されてから分かるはずです!




中間の気密測定が終わってC値が良くても、この辺の処理きちっとしていなかったら意味のない書類上だけのC値になるので注意してくださいね!


特にエアコン付近は外気温との差があるので結露発生リスクが高いので笑い泣き


参考にしたサイト