法科大学院の二年次は4月11日(月)から始まります。
前週の9日(土)に入学式があるのですが、1年前、年甲斐もなく新しい生活の始まりに胸を時めかせていた自分を思い出して苦笑い
後輩たち(これも懐かしい響き
)の健闘を祈りつつ、頼られる先輩になりたいものです。あと1か月ほど丸々講義のない日が続きますが、この期間を無為に過ごしては「頼りになるセンパイ
」どころか「おバカ
」に逆戻りしてしまうので、先週から毎週金曜に若手の某教官をアドバイザーとして民法の自主ゼミを始めています(18日は「海鮮祭り」参加のためゼミは欠席)。事前に教官から出される問題(民法の全範囲を対象とした長文の事例問題)について、当番は参照物ナシの「ガチ答案」を作成して当日報告します。
「錯誤・詐欺・瑕疵担保」がテーマ(何がテーマなのかについても問題文から読み解かねばなりません)となった1回目は、不肖、ワタシが担当しましたが、自信を持って作成したのに、ゼミ仲間や教官からはボロクソの評価
納得できる指摘ばかりなので、ホント、ゼミに相応しい良い勉強となりましたが、それでもやっぱり凹みます。
「他のメンバーも含めて、1年生だから定期試験は甘めに採点したけれど、これじゃ本番の合格は全員覚束ないヨ。」
という教官の愛の警告(
)に一同うなだれるばかりorz「無知の知」
となる(であろう)自主ゼミは4月8日まで計6回行います。
【「実はおバカでした」←クリック・補遺】
ワタシの学部生時代にはなかった「GPA(Grade Point Aberage)」については何度か記事にし、おおよその目安も小見出しの記事で説明しています。
自主ゼミにも参加しているクラスヘッド(首席)の内科医(純粋未修者)にそれとなく聞いたところ、概算で3.02ぐらいだったとのこと。
えぇ
アナタでさえ3.0(オール「A」)をチョイ超えただけなの
それじゃ誰も一発合格できる3.2超がいないじゃん
3.2~2.4が「5振はしない程度」(小見出し記事参照)だとして、0.2ごとの4段階に分けてみると内科医が「2振目合格」でワタシが「5振目合格」のゾーン
もちろん、必ずそうなるわけではありませんが、ワタシ、そこまで気力も体も持ちません
もっと頑張らないと
【先輩たち】
4月9日の入学式に先立つ3月26日(土)に法科大学院の学位記伝達式(授与式=卒業・修了式は大学全体で先に別途行います)がありますが、今年度は23名がめでたく司法試験の受験資格を得ます。
入学年次ごとの内訳を見てみると、2014年度入学の既修者(2年コース)3人は全員最短で修了
2013年度に入学した未修者(3年コース)は27人ですが、今回の修了者は半分以下の13人
以下、2012年度入学者が4人、2011年度入学者は1人、2010年度入学者も2人いて、仕事や家庭を抱えながら4~6年かけて学位を取得した努力にも素直に敬意を表したいと思います。
ワタシの同期である2015年度入学の未修者は26人いるのですが、うち2人は早くも休学または退学し、成績不良で原級留置(留年)となった1人のほか、5~6人が「長期履修生」(3年分の学費で4年間学ぶ制度。入学時と1年終了時のみ手続きできるが、学年ごとの履修単位の上限も通常の3/4に制限され、通常の履修生にも戻れない)に転籍するようなので、まともに進級できたのは18人程度。
2年次以降も数人は欠けるでしょうから、最終的には今回並みの最短年限(3年)修了者数となるような気がしますが、もちろん、ワタシは2年後に修了して一発合格するつもりの今日この頃です。