(S→ソンハク R→レファン F→feeldog B→パラム J→ジュドゥ )
今日はみんなでスノボに行く。
年始からカムバに向けて身体作りや厳しい練習が待っている。
決起会の意味も込めて僕たちメンバー5人と寮母のヌナと遊びに行く許可が出た。
S「雪山に行くなんてヌキミワのMV撮影以来だね!」
僕は楽しみな気持ちを隠しきれない。
幼い頃からスポーツは得意だった。
TVではfeeldogの方がスポーツは得意に写ってる。
僕だってできるのに…と思う時もある。でも今日は僕の得意なスノボ。ヌナに良いところを見せてやる。カッコいいと思ってくれるといいな…
さっそく車に乗り込もうとする。
ヌナ『いいよ、私が運転するよ。大丈夫だから!』
B「いい。僕が運転する。ヌナは休んでて」
ヌナ『うーん…わかった…』
B「その代わり隣座って」
ヌナ『え?あ、うん。わかった!ナビするね!』
B「方向音痴じゃん(笑)」
運転席にはぱらむ、助手席はヌナ。
その後ろに僕とレファン。
1番後ろにはジュドゥとfeeldogが座った。
昨日もジュドゥとfeeldogは夜中まで練習をしてたようで、車に乗った瞬間に爆睡。
レファンはイヤホンで曲を聴きながら目を閉じていた。
ヌナ『早っ!もう寝ちゃってる。ぱらむ、何の音楽聴く?え?あ、これ?じゃあかけまーす』
B「ねぇ、お茶取って」
ヌナ『今キャップあけるから待って…はい、どーぞ』
B「ありがと」
僕は前の2人が気になってなかなか眠れない。ヒョンはヌナのこと好きなのかな。ヌナもヒョンのことが好きなのかな…ヤダな。僕も運転できれば良かった…
S「あ、この曲知ってるよ!ほら!◯◯~◯◯◯◯◯◯~◯◯◯~~!」
B「もぅ何回も聞いて聞き飽きたよ~」
ヌナ『アハハ!上手いね!でもみんなが起きちゃうから、着いたらまた聞かせて。』
また2人で話し始めてしまった。
僕はちょっとショックだった。けれど心地よい車の揺れに身を預けたら、すぐに深い眠りに落ちていってしまった。
J「ヒョン、着いたよ!起きて下さい。」
S「う…うう~ん…え?もう着いたの…」
ヌナ『ハギ、大丈夫?ほら、着替えて行こう!』
いつの間にか目の前には一面、真っ白な世界が広がっていた。
スノボ経験者は僕とfeeldogとぱらむ。
ジュドゥとレファンはヌキミワの時が初めてで今回は2回目だと言う。
ヌナは何もかもが初めてなのに、なぜか自信満々だ。
ヌナ『私、運動神経はいいからすぐ滑れると思うんだよね!早く行こう!』
何だか無邪気なヌナが可愛くて抱き締めたくなる。
ヌナ、ジュドゥ、レファンは自分のボードを持っていないのでレンタルコーナーへ。
まずはヌナがサイズや身長を伝えるとボードやブーツが出てきた。
僕が付け方を教えてあげようとヌナのところへ向かおうとすると、ボードやブーツをfeeldogが運んでいた。
ヌナ『え?あ、ありがと!何も言わずに持ってくれるなんて紳士だね、feeldogさん♡』
F「いいから。早く座って。まず右足から、はい。」
照れ隠しで言い方はぶっきらぼうだけど、手つきが本当に優しくてヌナへの愛情が僕にも伝わってくる。
ヌナ『あ、ありがと。右足…よし、入った!じゃあ左足も…わーい!ブーツ履けた!』
F「ヌナ!まだ!紐結んでないから動かないで(笑)何で、そんなテンション高いんだよ(笑)」
と言ってヌナの頭をクシャクシャと撫でた。
ヌナは一瞬、ドキっとした顔をして静かになった。心なしか少し顔が赤い…?え、ヌナはfeeldogが好きなの??
そこへレファンがやってきて
R「ハギ~ブーツ履けないよぉ~。やって~」
S「ヒョン!ヌキミワの時もやったでしょ?え?feeldogにやってもらったの?もぅ…ほら、靴脱いで」
レファンが靴を脱いでいる間に周りを見ると、ジュドゥはぱらむに支度を手伝ってもらっている。何だか、父親と息子みたいで自然と笑みがこぼれてしまった。
こっそりヌナを盗み見ると、feeldogと楽しそうにボードの持ち方やウェアの着こなしで盛り上がっている。
レファンの支度を手伝いながら、ヌナのことを考えてしまう。僕だって手伝ってあげたのに…ボードだって持ってあげるのに…だんだん惨めになりそうな気持ちを奮い立たせて雪山に向かった。
続く。