치맥(BIGSTARで妄想) -11ページ目

치맥(BIGSTARで妄想)

BIGSTARで妄想を書き綴ってます。
クレームは受付ませんのでよろしくお願いします。
リクエストは受付ます。しかし、思いつかなかったら書けませんので悪しからずww

「お疲れ様」
J『うん。でも1番になれなかったや…』
「うん。でもまだ上を目指せるってことだから、今日は1番を取らなくてよかったんじゃない?」
J『そ…そっかぁ!そーだね!次頑張るよ、また。』

彼は半年間練習してきた成果を今日思う存分発揮した。
結果は…1番ではなかったけど特別な賞をいただいた。
その顔は残念な気持ちもあるだろうけど、心なしかスッキリした表情をしていた。

「よしっ、今日は私がご馳走してあげよう!肉食いに行くぞ~」
J『え?ヌナがご馳走してくれるの?1番でもなかったのに?』
「うん。半年間練習の邪魔をしないように遊ぶの我慢した私へのご褒美!」
J『あーなんだよー!自分へのご褒美かよー!じゃあ行こう!!』

ちょっと嫌味も込めて言ったつもりだけど、彼は全然気付かない。
小言が多い私には、それくらいの方が合っているのかも。
細かいことは気にしない、ちょっと天然で素直な彼が好きだ。

お店に着き、肉や野菜を注文。
最後に店員さんが飲み物は?と聞いてきたので、
「『コーン茶!』」と2人で声が揃ってしまった。すると店員が
「仲が良いですね!」と笑っていた。
恥ずかしくなって、彼を盗み見ると
『はい!』と満面の笑みで返事をしていた。
恥ずかしくないのかな…と思いながらも彼の返答や満足そうな笑顔を見て心の奥がフワッと温かくなった。

注文した物が次々とテーブルに置かれ、どんどん肉を焼いていく彼。
よほどお腹が空いていたのか、肉を片っ端から口に運んでいる。
良い食べっぷりで、見てるこっちまで嬉しくなってくる。

あ、今度はサンチュに包み始めた…こぼれそう…どうやって食べるんだろwwww
なんて思っていたけど、少し構って欲しくて声をかける。
「じゅ…」
J『ヌナ、はい!ヌナの分だよ!』

彼の手から溢れそうなほど具材を詰め込んだサンチュと肉を差し出してくる。

「え!それ私の分だったの?」
J『うん、ほら!早く!』

気の向くままがむしゃらに肉を頬張っていたと思ったら、突然私のことも気にしてくれてたなんて…

J『もぅ…ほら!』
ぼーっと彼のことを考えていたら口にサンチュが押し込まれた。
あまりにも大きな肉に涙目になりながら必死に飲み込んだ。

J『良い食いっぷりですねぇ~www』
「ちょっと、ホントに苦しかったんだからね!!」
J『でも美味しかったでしょ?』
「美味しく…美味しかったです。」
J『良かったぁ!あ、付いてる』

嬉しそうに満面の笑みをこちらに向けて、彼の手が私の口元を拭う。
その指には肉のタレか何かが付いていた。
「あ、ごめん、ありがと…おしぼり…これで手拭いて…あ、、、」

彼は何も気にすることなく、その指を舐めて
J『ほら、もう大丈夫!』
と笑顔だった。

こういうキザはことをサラリと何も気にせずしてしまう彼。
きっとこれがちょっと恥ずかしいこととか、単純だけど女の子が喜んでしまうことだとわかってないんだろうな…

歳下でまだまだ子供だと思っている彼の行動に翻弄される私。
悔しいなぁ…でも好きなんだよなぁ…

そんなことを考えてると突然、呼ばれた。
J『ヌナ!写真撮ろう?』

我に返ると店員さんがチェキを持って立っていた。
お店のサービスで希望の人は写真を撮ってくれるらしい。

店員「あー…ちょっと席を移動して寄ってもらえますか?」
J『ヌナ、こっちこっち!』
自分は動かず、私を呼ぶ。
彼が動いてくれても良いのになと思いながらも、彼の右隣に座る。

店員「はい、じゃあ撮りまーす!」

右手でピースサインをして笑顔を作る。
その瞬間、彼がテーブルの下で私の左手を握ってきた。
私は少し驚いてしまった。
その瞬間、シャッターが切られた。

店員「はい、これですね。どうぞ!」

チェキだから、まだ真っ白のままだった。彼はワクワクしているのが隠しきれない。
ニコニコして写真が綺麗に出てくるのを待っている。

J『あ、出てきたね。ヌナ真顔www』
「だって突然手繋ぐからビックリして…じゅどのせいだからね!」
J『えー、僕?wwwあ、ちょうど良かった!ラッキー!』

そう言って彼はバックの中から、小さな本のような物を取り出した。
その3ページ目を開いて、チェキを差し込む。
よく見るとそれはフォトブックだった。

J『はい、これ。ヌナ知ってる?今日は僕たちが付き合ってちょうど2年目の日なんだよ。これからも思い出作ろうね』

すっかり忘れていた。
いつも何も考えていない彼だったのに。
こーいう大事なことはしっかり覚えてくれていた。
ページをめくると1ページ目には付き合ったばかりの時に撮った1枚。
隣のページにはちょうど1年前の写真だった。

「こんなのよく残ってたね!」
J『うん。これからもよろしくね!』
「はい。こちらこそ~」


ヌナはニコニコと喜んでくれた。
でも5ページ目を見た時は一体どんな顔をするんだろう…
僕のプロポーズの手紙はあと2年後に見つけてね。

fin