オーディションを受ける側、受けてもらう側 | 工房長のぼやき

工房長のぼやき

チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

オーディションに落ちた、無念!


とあるオーディションに応募しましたが

書類で落ちました!


セリフも覚えて

オーディションを楽しみにしていたので

なんとも勿体無い。


オーディションに落ちたより

受けられなかった悔しさといったら……

筆舌しがたいもどかしさ。



個人的にオーディションの場は

緊張はしますが好きです。


オーディションを受ける側としては

基本は、その場合に合わせて

やれることをトコトンやる

というのをスタンスとしています。


受けた後に


 相手が求めていたことは何だったか

 それをあの瞬間に出せたか?

 どんな風に見られたか

 自分は表現を的確だったか


などなど反省をします。


また

 どんな人がオーディションを受けていたか

 どんな人が見ていたか

 結果、どんな人が合格するか


など、

様々なことを読み取ろうとします。


どんな有名な人でも

すべてのオーディションに

合格する人はいません。


平均的にどれくらいの確率で

オーディションに受かるか?


場合よって異なることもあり

データはないようです。


どこのデータかわかりませんが

大手芸能事務所に所属するオーディションだと

書類のオーディション合格率10%。

養成所だと25%から高くても50%

とのことです。


これ

どういったデータかよくわからず

参考にはならないですが

と言われているようです。


塾の合格率は

同じ人が複数校受かることで

合格率を上げているので

正しい数値を知るのは

なかなか難しいようです。



劇団にいた時に

出演者オーディションや

チームスチームパンの主宰として

出演希望者との面接をしたこともありますが

選ぶ側は、希望の人がいれば即決定します。


候補者が複数いたり

希望の人がいない場合で

選ばなければならない時は

何を基準に選ぶか決めてから選びます。


基本、冒険することはない

と思っていいです。


確実な結果を得られる人を合格させる。

というのが

選ぶ側の判断になります。



さてここで、

チームスチームパンの主宰として

自分が選ぶことができるのが利点です。


個人的に手堅い結果を得るための選択も

大切だと思いますが

その人物に惚れて

賭けるのはありだと思います。


10人中9人ダメでも

1人は化ける可能性があるので。


初対面で惚れるのは非常に難しく、

うまくいかない場合が高いので

やめた方がいい。


というのはわかっています。


でも、わかっていますが

主宰だと選べるんです。


僕の場合は

冒険するために

周りを固めます。


それは配役もですが

スタッフ業もです。


周りを固めて

冒険して選んだ人の爆発にかける。


こういったスタンスです。


「周りを固めることで

うまくいかなかった時に

周りに何とかしてもらうためでしょ?」


そう思われるかもしれません。


確かに、保健的な意味合いはあります。


しかし、もう一つ大切なのが

爆発した時に

まわりがそれに対応できなければ

せっかく爆発しても

活かせずに終わるからです。



もしかしたら

これまでオーディションで選んでくれた人は

僕の爆発にかけてくれたかもしれない。


爆発できたかは

選んでくれた人の判断になるので

どうだっかは分かりません。


でも、自分がやれることはただ一つです。


選んでくれた人の期待に応えるためにも

地道にそれに時間をかけることです。



さぁて!

ただいま台本難航中。


観る人、関わる人に

選んでよかったと思われるように

地道に努力します!