ナショナルシアターライブへ | 工房長のぼやき

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チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

ナショナルシアターライブへ


通称NTL。


英国のナショナルシアターが厳選した、

世界で見られるべき作品を

映画館で上映するものです。


料金は3000円。

これを高いと思うか、

安いと思うか。


映画の料金より高いが、

演劇を観るより安い。


「けっ! 演劇は劇場で観るべきだ」

と思う人ほど、一度は観た方がいいです。


その人は演劇好き。

きっと、価値に気づくでしょう。



経堂のヘアメイクJOOさんで

長くなった髪をカットしてもらってから、

吉祥寺へ移動して

「ベスト・オブ・エネミー」を観ました。





アメリカの討論番組で実際に起こった

社会現象を、ドキュメントタリーで

撮られていた映画を元に

今度は舞台へ変換した作品。


テレビから映画になって、

それから舞台に。


わざわざNTLでやるんだから、

それだけで観る価値があります。


ただ、私、体調が良くないと

NTLしっかり観てられないので、

今日はなかなか苦戦しました。


情報量の処理が間に合わず、

細かなところを拾えず。


それでも面白いのはさすがです。



昨年の9月ごろに

初お披露目していたかと記憶してますが、

自分の本番に向けて動いていたので

観に行けてなかったのです。


もう一回、ないし二回観ないとダメだな、

と反省しつつ、

次の機会を狙います。




世界がもうそこにきている。

日本だけで、のんびりやっていては、やられる。


そんな危機感を持たせてくれる

ナショナルシアターライブ。


ただ、危機感だけでなく

そこにはいろいろなヒントがあるので、

まずは

それを丁寧に拾って

自分のものにして、

出力したい

と思います。



世界を見て確信したのは、

一つずつは誰でもできること。

それをどう使うかのアイディアを

どれだけ練れるかが大変重要だ

ということ。


練って、練って、練った作品をやりたい。


突き進みましょうとも。