髪を切る。
いよいよ本番が迫り、世田谷の経堂にあるヘアサロンJOOさんで髪をカットしてもらいました。
店主の丸山さんは、ほんとにいろんなことをご存知なので、いろいろお話をしていて面白いです。
毎回、カットに行くのが楽しみでなりません。
今回は、先日新しくした自分のメガネの話から、丸山さんがかけられている運転の時にだけかける乱視用のメガネの話から始まりました。
そして、様々な話をした中で、仕事についての話をし、いろいろ自分の中で気づきがありました。
※お金が発生しても、しなくても、
引き受けたものを仕事として
考えることにします。
残念なことに、お金が発生しても、しなくても、仕事の量は変わりません。
では、質の面で、
お金が出るからきちんと仕事をするのか。
ボランティアであれば、適度な仕事でいいのか。
経験から学びましたが、お金が出ても、出なくても、人の仕事の仕方は変わりません。
どんな仕事でも、8割は手を抜かずにやる必要があります。
手を抜けて2割程度。
8割を越えてきちんと仕事をしなければ、相手に満足を与えられません。
そのため、8割を越えて仕事できないなら、断るべきだと僕は考えてます。
相手に満足を与えられない不十分な仕事は、次回の仕事に繋がることもなく、お互いに不幸だからです。
芝居でも、8割を越えてやることをやってる人は良い演技になりますし、次も呼びたくなり、何かお返しをしたくなります。
ボランティアで出演してもらっていたならば、次回お金が発生する公演には、絶対声をかけようと考えます。
適当な演技をする人は、次回は呼びません。
自分の重心が、その仕事に十分にかけられるかが重要だと考えます。
仕事で
3流の人は、全てがダメです。
→お金が発生してもしなくても、ダメな仕事です。
2流の人であれば、一つのことに全力投球で、他のことができなくなります。
一つは大したものですが、他のものがダメダメです。
1流の人であれば、ボランティアの仕事は引き受けません。
お金が出る仕事に全力投球。
超一流の人は、ボランティアでは、2割をいつもと違う楽な方法で補って10割にして、より大きなお金の出る仕事を取ってきます。
→お金が発生しなくても満足を与えつつ、お金が発生した時に、必ず頼みたくなり、かつどれほどのことができるのか、期待が膨らみます。
仕事は「適度でいい」という感じの3流の人が多くなった、と思うことにぶつかることが増えました。
歳をとったせいなのかもしれません。
そんな人たちと仕事を一緒にやって、満足することはありません。
「適度でいい」という人たちに、自分がやらなければならないのは、気分を乗せて、気持ちよく全力を出してもらう環境を整えること。
やる人は勝手にやるので放置してて構わないし、どうしようもない人は、関わらないに越したことはないです。
乗せるとやるという人が少なくない数がいるので、こちらへアプローチして、より大きなことをやらなければ!
ということが、丸山さんにカットしてもらいながら、自分の中でまとまりました。