機器的問題は難しい。
コロナ禍に入る前から、ネット配信について考えていました。
時・場所を選ばずに見ることができることから、より多くの人に届けられると思い、どうすればできるか、と考えていました。
コロナ禍になり、公演中止もあり得る中、「配信に挑戦するしかないな」と思い、4年ほど前から機材を揃えてやり始めました。
いろいろな問題が出てき、自分での解決を一個ずつしていくしかない、という状況でした。
2021年、2022年、合同会社フォルケ主催の公演の際に、7iroさんに頼んで、配信を行っていただきました。
配信についてプロの手つきを見て、「なるほど、そのようにするのか」と勉強させてもらいました。
そして、2023年の「3々9扉」「千年王国の千夜一夜物語」は、自身の機材を使って行いました。
実際にやってみると、7iroさんのプロの技だな、と色々わかってきました。
今回、保育園公演にあたり、映像は撮ることにはなっていました。
後々の編集を考えると、スイッチャーを使った方が編集せずに済んで便利です。
(毎回、編集に時間がかかりすぎて疲れます)
配信も、4つのカメラをスイッチングもできるBlackMagicのATEMを持ち出すことにしました。
ネット環境さえあれば配信も可能です。
ただし、BlackMagicのATEMは無線ではなく、有線をつなぐ必要があります。
ということで、LANケーブルが届くようであれば、配信も行おうと考えています。
持っているLANケーブルが10mなので、「果たして届くのか?」という疑問を頭に抱えておりました。
公演の搬入の準備を進めていく中で、ふと、家の中を見ると、今は使っていないAirMacExpressがありました。
「俺を覚えているかい?」というように電源コードがはみ出てました。
AirMacExpressはWi-Fiの電波を飛ばす機械です。
Wi-Fi機能がつくモデムが今では一般的ですが、10年ほど前は、自分で電波を飛ばす必要がありました。
その際に、購入したのがAirMacExpress。
※持っているのと、販売されているのは、今形がずいぶん違うみたいです。
保育園では、Wi-Fiは飛んでいる、と聞いています。
また、このAirMacExpressは、中継器にもなるということがわかっています。
中継器とは、1階にWi-Fi機能付きのモデムが置いてあり、2階に電波が届かない時に、1階と2階の間にそれを置くことで、電波を中継してくれる機械です。
この中継器から有線でつなぐことが可能です。
つまり、通常、保育園のモデムから直接LANケーブルでBlackMagicのATEMに繋げなければならない。
しかし、保育園のWi-Fiに、AirMacExpressをつなげて、AirMacExpressからLANケーブルでBlackMagicのATEMにつなげることをすれば、無線で使える
ということです。
自宅で試してみましたが、多分これで大丈夫なはずです。
保育園公演、生配信含めできるかどうか、挑戦したいと思います。