裏側を知ると作品を見る魔法が解ける? | 工房長のぼやき

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チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

物を作る裏側を見ると、作品が持つ魔法にかからなくなると言われた本を読みました。

 

ディズニーランドの裏側を見ると、

ランドの持つ独特な世界観から一歩引いてしまうのと同じです。

 

 

私としては、演劇の裏側を知ったところで、

 

「演劇を見ない人が大多数なんだから、魔法も何もないだろう」

 

と思う部分と、

 

「本当に素晴らしい作品というのは、人間の根源的に訴えてくるので、

裏側を知っていようが心を揺さぶる力がある」

 

と信じているので、気にしてません。

 

 

「興味を持っていただけるならば、どんどん裏側を書いてやれ」と思ってます。

 

 

脚本作るための教本はいくらでもあります。

実際、読んで、書いてみるとわかりますが、教本で語られているのはごく一部で、

実際にはもっといろんな要素が加わっています。

 

裏の一部を知ったところで、知ったかぶりをしていると痛い目に合うぞ。

どんないい道具をもらっても、その道具を使いこなせなければ意味がない。

 

と言いたいところをぐっと我慢したところです。