『火のようにさみしい姉がいて』『火のようにさみしい姉がいて』を観劇。清水邦夫作品に全く不慣れなのもあると思いますが、理解ではなく、感覚的に観劇することで終始してました。終演後、蜷川さんの演出についてあれこれ考えてます。僕が最初から最後まで気になったのが、鏡と退廃的な雰囲気。人の栄枯盛衰がある中で、落ち目の部分をドンと突き出された感じがするのと、鏡で、観客にお前もだぞと訴えているようにも思いました。まだ浮き上がってもないのに、ここで衰退しても仕方ないべ、という思いがあり。浮き上がったときには肝に命じておこうと思います。最近、シスカンパニープロデュースの作品に見る回数が増えてます。