最近、ようやく読んでいる本。
『十字軍物語』、塩野七生著。
塩野さんの本はあれこれ読んでます。
この一巻二巻も既に読んでいたのですが、三巻が実家になく、やいやいの父を急かして買っていただきました。
父は息子のためにささっと読んでくれ、本を渡してくれたのですが、息子はのんびり読み進めております。
第一回十字軍遠征は成功。
第二回は大失敗。
という結果を受けての第三巻。
第三回は、聖都を取り戻す目的で考えると失敗ですが、安全に聖都までいける道筋を作り上げることに成功した獅子心王リチャード。
どういう団体でも、絶対的なリーダー格で一つにまとめ上げられることで、強い。
そして、その脇には必ず優秀な参謀の姿が。
ただ、第一回遠征の時は、遊撃的な動きをするタンク・レディの姿が…。
一本の矢になって動くのも重要ですが、ある一つの目的に向かって、それぞれが主体性を持って動くことで、いつの間に連動して動けていることが…。
偶然的な動きがあるにしても、それぞれの主体性から繰り出すエゲツないエネルギーは半端ではない。それが連動したらば…。
そんな夢想ができるこの本。
また読み終わってません!
よし、続きを読み進めよう。