考えが違う……だから……それがどうした

何が問題なのか……

自分と考えが違うからといって 相手を攻撃・非難せず

冷静に・己の考えだけを述べて 判断はこれまた冷静な

考えができる第三者に委ねる

考えて出した結果のすべてが一致しなかった そんなことは

あり得ないだろう 一つだけでも同意できるのなら

それでよいではないか……何が問題なのか……同じ日本人だ

並列している鉄路だって いつかは交わるのだ

 

 政治を例とすれば 衆院選中も議員が確定したあとも

【左だ右だ・保守だ革新だ・代表はだれに・リベラルとは・

 排除とは】……などなど まぁ騒がしいこと

子ども時代での学校の『択一試験問題』を 大人の生活に

持ち込んだようなもんですね

『択一の表現を変えて一択せよ』と迫っている

【報道・言論・ネットからの社会的洗脳】ともいえる

このような考え方は どこまでも並列で危険な考え方で

哲学などでは「二項対立の階層」と説いているようです……

 

そうならないためには「二項対立の階層」から脱却する

必要があります

「二項対立を問題視せず 己を失わず階層をこえればよい

固定観念を棄てて 中庸であればよい」のでは……

そうすることによって自然とモノ事は収束し やがては

収斂することになるのです

 

 この大宇宙から見れば 所詮は人間のすることです

禅問答のようだが【否定しつつも否定せず 肯定しつつも

肯定せず】なんですね

己の意識意志によって 自由自在な選択による自由自在の

考え・生き方につながってくるのです(2/2)へつづく

 

思いつくまま勝手気ままに(27-192)北国の女の

恋物語 その後の北国の女 2015-09-07 11:30:08

 

 ねぇ~あなた・・

今日の空は海の色と同じよ あなたと毎晩眺めていた

天空の山も夜空の星も 夕べはとってもキレイ

あなたと同じで 煌いていたわ

ここへ来るとき あなたと指を絡ませながら歩いた

連絡船の見える坂を登ってきたの・・

 

 そう あの時……

雪が積もってた坂の途中で私が転んだとき 後ろから

伸びてきた あなたの腕と大きな掌のあたたかさが

素肌までしのびこんできて パイプから揺らめく煙草の煙が

首筋にからみついてきたわ・・

そう あの時……

しっかりと あなたにしがみついたのよね

あなたも なにもいわずに抱きしめてくれてた

あなたの 匂いが好きよ・・今でも・・

どんな時でも あなたが側にいてくれる・・だから私

ちっともさびしいなんて思わない でも……

 

 時が解決してくれるなんて言うけど・・ウソばっかり

だって今でも 長い夜を過ごすときはパイプ煙草の香りが

私の素肌にまとわりついて 身体の中にまで偲びこんで

くるのよ

私 いつの間にか あなたのパイプをしっかりと

握りしめながら眠ってしまうこともあるのよ

 

 今日はね あなたにお知らせすることがあるの

ゆうべ お仕事の帰りにご実家へ伺ったのよ

しばらくお会いしないうちに お二人とも気のせいか

白いものが増えてきたみたい・・

『ありがたいことだが もしも気遣いだったら無用だ

 まだ若い 先のことを考えてほしい』・・

 あなたも・・そう思っているんでしよう

だけど私 あなたの思い通りにはならないわよ

あなたっていつも勝手な男だったわ 頑固で思い通りに

ならない時は返事もしないんだから・・

私を勝手に抛りだして 自分だけで旅にでるなんて・・

だけど そんなあなたのワナにかかったままでいたいの

これからもよ・・あなたのところへ行くまで・・

 

 あなたとご両親の お気持ちはありがたいわ

でも私 いつまでも あなたから抱きしめられていたい

あなたを抱きしめていたいのよ わかるでしょ・・

私ね あなたが残してくれたお金で小さな花屋さんを

はじめてみたいの・・ねぇいいでしょ

お義父さんからも お義母さんを手伝いにって

おっしゃっていただいたわよ

あなたが反対しても決めたの私 ねぇ~花屋さんなら

ラベンダ-・ききょうとか千日草とかルピナス・・

まだまだあるわ

 

 毎日あなたと会うときに あなたの好きな紫色の

お花といっしょに あなたを抱きしめたいのよ……。

(北国の女の恋物語・その後の北国の女)おわり。

 

 

思いつくまま勝手気ままに(120)北国の女の恋物語

最終章 2013-05-18 12:49:20

 

 あなたってホントに 自分勝手な男だったわ・・

頑固で見栄っ張りで 私が言うこと聞かない時はプィッて

ふくれて何日も話はしない 仕事がうまくいかなかった

ときも 子どもとおんなじだったわ だけど それでも

私は幸せだったのよ ナゼだか分かって・・

 あなたは そりゃあクチでは言わなかったけど

うっすらと霧のただようエアポートに降り立って

あなたと再会したとき あなたは一生死ぬまで私を守るん

だって 強く思っていることが伝わってきたからなのよ

なのに……どうしてなの……

これから私一人で どうやって生きていけっていうのよ

二人で肩を寄せ合い いつも見つめていたあの天空の山を

これからは 私独りだけで見ろって言うの……

 

あなたのクチから揺らめく パイプタバコの香りが

好きだった

パイプを銜えて物思いにふける あなたの横顔がとても

好きだった

あなたと寄り添うときも パイプタバコの香りが漂って

私の身体にしみこんできたわ

 

 再会する前もそのあとも 二人で過ごしたこの街は

何も変わっていないわ・・

今でも あなたが微笑みながら両手をひろげて

サァ~おいでって・・せつないのよ

天空の山を見ながら過ごしたのもケンカしたのも 近くで

飼っている犬と話しているあなたを見るのも 二人で指を

からめ合いながら 連絡船が見える坂道を歩いたり走ったり

するのも これからの私には あなたとの暮らしも 季節も

めぐってこないのね 

 

ねぇあなた答えてよ 声を聞かせてよ・・

ごめんなさい 我がまま言って・・

逆よね ホントは私にもっと我がまま言って甘えて

ほしかったのに あなたを守っていたかったのに・・

 あなたが大事にしていたパイプのうち 一つだけ私に

そして一枚の写真も……

私 毎日あなたに会いにいきます 

あなたも ときどきは会いたくなったら私に夢を見させて

二人だけの 天空の山と港が見える丘で 静かに眠って

ください。 

 

思いつくまま勝手気ままに(121)再び 別れた恋人と

暮らすために北国へ戻る女の物語・・第三章

2013-05-18 13:05:32

 

 恋人と別れた女は北国へ行くって詩もあるわ でも

私はエアポートへ降りたてば あの人が待っている

何度となく あきらめた人だったのに・・

 

 けど信じていいのかなぁ~窓のそばを流れる霧のように

再び消え去っていく愛だとしたら・・やり直したいと

いうのなら どうして手紙なの どうして迎えにこないの

あなたは私を捨てた人・・だからなの…… 

 震える指の中で 忘れてはいないあなたの文字が

オレンジ色に染まりかけた暖炉の前で 燃えていたわ

次から次と とどまることのない涙で かすれている

あなたからの文字をたどりながら 私は大きく広げた

あなたの腕の中へ飛び込んで 幸せだったあの頃へと

また 旅立とうとしている夢を見ているのかも……

 

 エアポートも私たちが暮らしていたあの街もあの部屋も

今は流れる霧の下にかくれているのかしら あなたが

待っているというのに どうして・・なぜ私は泣くの・・

 気がついたらシートベルト着用のアナウンスが流れて

もう戻ることもないとあきらめていた 私たちの町も

七色に煌めきだして 二人で肩を寄せ合いいつまでも

眺めていた想い出の天空の山も 宵闇が迫ってきた

霧の合間から浮かびながら近づいてきたわ・・

 

 あなたからの 焚える焔に包まれた手紙をしっかりと

握りしめながら 近づいてくる白いブリッジの向こうに

まだ見えるはずのない あなたの笑顔を探している私がいた

なのに たった一つだけのケースとともに足元に眼を落して

ブリッジの通路を見ながら 歩き始めた私・・

 ホントは走り出して 少しでも早くあなたの笑顔が見たい

腕の中へ飛び込んでいきたい 会いたいと思っているのに

でもホントは……あなたがもしも見えなかったら……

もう遅いのに走り出してしまったのに 私の小さな心が

不安で壊れそうだったの 会いたいと思っていたあなたも

本当に私に会いたいと思っているの・・信じていいのよね

 

 ゲートの直ぐそばで 笑顔で迎えてくれるはずの

あなたの顔は 涙で濡れていた・・

私の手からケースが滑り落ちて あなたも私もじっと佇んで

一歩も歩むことができずに 私たちは見つめ合った

流れくる涙であなたの顔がかすみ 二人だけの街あの部屋で

暮らしていた 幸せだった想いだけが小さな小さな私の心を

大きく満たしはじめていた

 

 気がついたら 私たちは泣きながらしっかりと

抱きあっていた

会いたいと思っていたあなたも 本当に私に会いたいと

思っていたのね・・。

 

思いつくまま勝手気ままに(122)恋人と幸せだった頃の

女の物語・・第二章 2013-05-18 13:23:37

 

 ねぇこれ覚えてるでしょ あなたからのプレゼント

嬉しかったわ

ケースを開いた時に漂う香り 男のマネをして取り出して

トントンって・・

あなたが いつも使っているペン形のライターを使う

ナンデかワカンナイけど とても幸せな気分だった

 

 あの時のこと おぼえてるでしょ・・?

覚えてないの 薄情者なんだからぁ~デモ覚えてるって

顔に書いてあるわ あなたテレやだから・・

フェリーの灯りとか波止場の灯りが唄のように霧にむせんで

万華鏡のように幻想的だったわ・・

そばに停めてある車のオーディオから あなたの好きな

ラテン音楽が霧とともに流れてきてベッサメ・ムーチョって

いうんだって教えてくれたのよね

アルトサックスの熱い吐息が恋に悶え ストリングスの

しとねがそっと寄り添い そして狂おしく烈しく高なり

時には瞑想を誘うパーカッションの響き・・

その時 あなたはパイプから紫煙をくねらせながら

むき出しのシガレットケースを無造作に私にハィって・・

 

 それが何なの・・女はタバコ吸うな 特に若い女はダメ

男女平等の時代なのに 不公平だっていったら・・

タバコのみに理屈をいっても聞かないが あえて言えば

空気・土・森・海~等は誰のものでもない この地球のもの

人間ドモは この地球に間借りさせてもらっているだけ

つまり店子であり地球は大家なんだよ

だったら借り物である空気を汚してはならない

新鮮な空気を誰もが公平に吸う権利を 大家である地球から

与えられているんだよ

他人が食い残した食べ物は拒否できるけど 漂ってくる

タバコの煙だけは 強制されて吸わされているんだよ

っていいながら あなたはとうとう私には止めさせて

自分はパイプの煙を目で追いながら やめるには

どうしたらいいんだろうって ブツブツいいながら

吸ってるんだから・・。