7月末の放浪でいくつかの大切な言葉を貰ったと感じる。
別所温泉の中でも最も貴重な国指定重要文化財の三重塔は拝めなかったが、
難民救済という名目の1枚100円のポスターを、普段は買わないのに、3枚購入。
1枚目はこれ。
2段目までは心の底から理解をしているつもりだが、3段目の誰かが助けてくれ
る、というのを前提とすべきか疑問が残るので、事を始める前は全て単独でやる
ものではないか?というのがこの文章を見たときの直感だった。
しかし、この数週間この詩を吟味してみて、今までの考え方が違うことがうっすら
と見えてきた。
まだまだだった。
2枚目はこれ。
「一言」に臆病になっている自分がいる。
なぜなら今は自分の一言が「傷つけてばかりいる」と思っているからだ。
暖めて来た事があったのだろうか?これからは暖められるのだろうか。
自分に最も響いた詩だ。
今の自分は強くも暖かくもない。と考えてしまう自分をどう克服するか。
それがこの休職の課題だと思っている。
世の中の皆さんはこれをどのように身につけ、いや、共生しているのか、
それが知りたい。
人間を信じる心。強い心も温かい心も、人間に対してもつのが、難しい。
そんなことを考えた。
無宗教、無信派である自分だが、このような局面になると、こうも様々な
心の言葉によすがを求めるものなのだ、という事も知った気がする。
実は、その日に泊まった松島屋旅館さんには、故松下幸之助氏が
単独でしかも飛び込みで宿泊したことがある宿だそうで。
タクシーで別所温泉に訪れた経営の神様は、「実家と同じ名前の宿」
という理由で、こちらの旅館を選ばれたそうだ。
一晩中飲んで楽しんだ松下氏は、会社に戻られてすぐ会社の若い
方に「この色紙を宿の女将さんに届けてくださいませんか」と依頼を
したのだという。
「『心』をつかめ。」というメッセージを贈ってくれたと思った。
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会社では「マインド」が最も大切だ。と研修で言っておきながら、自分が
折れておりました。
この心という字、いろいろなメッセージが読み取れます。
皆さんはどんなメッセージを読み取るんでしょうか。。。