こんにちは。
いつもいいねくださりありがとうございます。
今日、分子標的薬のタフィンラー・メキニストを服用しはじめてから200日目を迎えました。
ここまで来れたことに感謝の日々です。
そして急にふと、お世話になった医師のことを思い出してしまいました。
車で高速道を走っていた時にかけていた曲を聴くと、昨日のことのように思い出します。
昨年12月・・・ 術後1か月だというのに、もう私の体は終わりに向かって突き進んでいました。
それはあまりにも急速で、一日一日が異なって進んだ症状になっていって、「明日の朝もう目覚めないかもしれない」と思いながら眠る日々でした。
12月半ばを過ぎた晩、「遺伝子異常がBRAFにマッチした」とお電話をいただいて、翌日病院へ。そして、服薬1日目を迎えました。
待ちに待った薬に巡り合えた・・・といか、そこに至るのを待っていたというか、不思議と成るべくしてという状況だったので、どの薬の提案よりすんなりと受け入れられましたが、同時に、終焉へのカウントダウンが始まったという恐怖を感じました。
お陰様で私にはろくに副作用もなく、噂通りの劇的回復でした。
手術で取り残した腫瘍や、そこからさらに進んだ腫瘍などが、日を追うごとに溶けるように、流れるように無くなっていくのを体感しました。
200日目の今の自分は、声を失った日常だけが残ったような、あの余りにも急激にやってきた大変な日々は、トルネードのように通り過ぎて行っただけのようにも思えてしまいます。
いま、今年もペイントコンクールに向けて、作品を制作中です。
最後の作品と思いながら、悔いなく家族に残せるものをと思って制作しています。
１か月前、半月前には諦めていたこともできるようになっていく・・・まだ回復途中と受け取っていいのか、それとも現状維持のまま耐性獲得を迎えてしまうのか。
でも確実に３か月前よりＣＴ画像ではがんは消滅しつつあり、だるさも減っています。
でも、そろそろマイナスからの上昇じゃなくて、残りの400日あまりを一日ずつ減らすカウントダウンの準備に入った方が家族も慌てなくて済むかな？ と考える200日目。
ともあれ、この薬に辿り着けるよう手配して下さった先生に、心から感謝しています。
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残された時間に限りはあるけれど、私の体験が少しでも後につながり、役立つように。
そして、様々ながんサバイバーのみなさまの一日一日が少しでも幸せでありますように。
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令和６年７月６日 ★b-raugh-yousei★