こんにちは。
いつもいいねくださりありがとうございます。
がん闘病中の森永卓郎さんの様子をネット動画で拝見しましたが、見た目の変化より声がとってもしっかりされていますね。
桜を見れないと言われたそうですが、開花はもうすぐで、お花見の予定もされているとか。
体力は戻らない とやはり仰っていますが、そこはそうなんですよね~。
でも、当初の抗がん剤から治療を変えられて、本当によかったですね。
最期まで諦めずに精力的にお仕事をされているお姿を拝見すると、自分も頑張らなきゃいけないな~と励まされます。
ご無理のないよう、でも引き続き頑張ってください!
私のがん発覚より後の報道だったと思うのですが、激やせまで本当に早かったですよね。
抗がん剤の影響で食事が取れなくなったそうですね。
私は甲状腺未分化がんで進行が早くて悪性度が高いのですが、幸運にも大学病院の医師が先手を打って遺伝子検査に出してくださって、ほんとに幸運にも遺伝子異常にマッチした分子標的薬が保険適用になったばかりだったので、手術前よりむしろ少し太って健康そうです。
ネックレスラインに傷があり、甲状腺摘出の際に左反回神経を切断したため大きな声が出ませんが、コミュニケーションは成立していますし、この先2年以内に薬剤耐性がつくということですが、いまは一進一退しながらも食欲もある癌患者らしからぬ健康そうな風貌で過ごしています。
ただやっぱり、体力がね~。
この体力をどう捉えるか っていうと、よく筋力だって解説されていますが、そう単純でもないですね。
ペットボトルの蓋を開ける筋力が無いとダメ とか、歩けないとダメとかいいますよね。
ん~、でも私的には、ふくらはぎかな。(筋肉じゃん)
貧血っぽくなって立ちくらみます。
足の血流を心臓に戻す力が弱るようで、よく足の瘀血が起こります。
それで、ウォーキングをしてみたら、状態が悪化して体力落ちちゃったんですよね。
そりゃそうだ。心臓に負担かかるもんね。
今は買い物でスーパーの中をウロウロしててもしんどくなります。
それでも森永さんよりずっと見た目元気です。
甲状腺未分化がんは甲状腺がんでも1~2%で、予後2~6か月(もっと短いかも)でほんとあっという間なのですが、甲状腺がんは遺伝子異常が見つかりやすくて、私のように遺伝子異常にマッチする分子標的薬があればろくに副作用もなくて、けっこう元気な状態で予後2年も過ごせそうな感じです。
分子標的薬のお陰で、死は免れないけれど必要以上に悲嘆にくれなくてもいいように、心の覚悟を飲み込める時間の猶予や人生の整理をする時間が手に入る、癌だけど諦めがついて、言い方悪いかもしれないけど私の場合は幸せな癌闘病かもしれません。
(完治したり、寛解したり、延命を望めたり戦える癌で戦いながら生き続けられる方が幸せかもしれないけど。。。)
巧く言えなくてごめんなさい。
父親もがんで他界しましたが、やはり2年でした。
1回目の手術の後は紅顔というくらいに顔色もよく元気になりましたが、2回目の手術は何もできずに閉創しました。
そこからはやっぱりやせ衰えていきましたね。
癌のタイプや治療・薬の選択は人それぞれですもんね。
なにが正解でということも無い、手探りだからみんな恐れるんですもんね。
でも、たとえ短くても「え?未分化がんですけど、いいんですか?こんな元気な感じで余命過ぎましたけど、普通に生きてますが・・・」っていう私みたいのもいるわけで。
甲状腺未分化がんはやせ衰えて衰弱する時間の猶予もなく、始まると1週間ほどで呼吸困難を迎えるようです。
気管切開をして人工呼吸器に繋いでも、体内はあっという間に腫瘍に占領されるでしょう。
そのスイッチがいつになるのか分からない、死刑執行を待つ死刑囚みたいですね。
私も12月の段階では桜は見れないかと予想していましたが、薬のお陰で来年の桜も見れるかもしれません。
いずれやってくるその日まで、医師団や医療スタッフのみなさま、そして家族や友人たちからいただくありがたい時間を有意義にいきるを堪能して過ごし終えたいと思っています。
今日は荒れてしまった庭を草取りをしてスッキリさせました。
明日は花の苗を買ってきて植えようかなと( *´艸`)
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残された時間に限りはあるけれど、私の体験が少しでも後につながり、役立つように。
そして、様々ながんサバイバーのみなさまの一日一日が少しでも幸せでありますように。
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令和6年3月28日 ★b-raugh-yousei★