こんにちは。
いつもいいねくださりありがとうございます。
今日は美容室に行ってきました。
前回はなんと12月で、分子標的薬を服用しはじめて3日目のこと。
予約しても行けるか分からない状況のあの体調でよく予約してヘアカットに出掛けたな~ と、いまになれば思いますが、当時は劇的に回復する治療薬に辿り着けた嬉しさが勝っていたのでしょうね。
手術をするために大学病院へ転院が決まった10月上旬、それまで長めだった髪とサヨナラしてベリーショートにしました。
入院~退院後も楽なように・・・と事務的な考えでしたが、切ってみたらあんがい印象かわって周囲から好評でした。
あのころ、術式は胸骨切開で1か月入院もあり得るといわれていたので、胸に一本線が入るのか~ とか、当面運転はできないし、荷物も持てないどころか、寝がえりもできないな・・・とかまだ手術さえすれば治る前提で別の心配をしていました。
まだ誰も転移を疑っていなかったし、PETにも映ってもいなかったし。
入院前にショートヘアにしたのは気分転換と効率の上で正解だったと思いました。
術後は入院計画書に従ってやさしく清拭していただいたり、「気持ち悪いとこ無いですか~」ってシャンプーもしていただけて人間の尊厳を取り戻した気分でしたが、点滴が外れたら自力でシャワーの落差が驚きでしたw
最初は胸から下だけで、ネックレスラインの生々しい傷に貼られたテープを剥がすところから始まり、恐る恐る傷と全身を洗ってまたテープを貼って着替える。この一連を慣れない浴室で術後数日の身だけど30分以内にこなせ!ということがとてもハードに感じました。
だって傷は痛いし、なによりこの間まで死にかけてた人だもの。
あれからもう4か月。
棺桶に眠るときの髪形は、ショートでいいか、セミロングがいいか? ・・・ふとそんなことを考える時もありますが、このままのショートカットでいいかなって思ってます。
だって、かわいいって言われたから( *´艸`)
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残された時間に限りはあるけれど、私の体験が少しでも後につながり、役立つように。
そして、様々ながんサバイバーのみなさまの一日一日が少しでも幸せでありますように。
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令和6年3月19日 ★b-raugh-yousei★