㊴命はめぐる | 甲状腺未分化がん闘病記

甲状腺未分化がん闘病記

甲状腺乳頭がんから未分化がんに転化り患した、超特急がんサバイバーのリアルながん情報を生存中に書き残します。

こんにちは。 春めいてきましたね。
いつもいいねくださりありがとうございます。
 
私は令和5年に甲状腺乳頭がんで全摘手術をしたはずが未分化がみつかって、分子標的薬のおかげで延長戦をしている人です。
 
 
 
我が家にやってきて四半世紀経つセロームがあるのですが、去年のがん騒動でなにも手入れをしてあげられず、かなりみすぼらしくなっていたので、こんな寒い時期だけれど先月株分けして植え替えをしました。
思い付きだったので、ちょうどいい鉢がなくて気根がむき出しになってしまった上に、植え替えてから葉がどんどん枯れて無くなってしまって・・・。
 
うわ~、やっぱりもうダメかな? と思いつつも日々気根に水をかけていたら、今朝新たな気根を発見!
あ~、よかった。 きっとこれで葉も出てくれるでしょう。
植木でさえハラハラやきもきするのに、きっと私を手術してくれた医師は相当にハラハラやきもきしていたでしょうねw
 
 
ちなみに合計3鉢になって、2鉢はしっかり葉が開いていますよ。
 
 
 

 

弱った部分は落としても、生き残れる可能性に力を注ぐ、植物には力はすごいですね。

 

 

長野県諏訪市にある北澤美術館所蔵のエミール・ガレの1904年頃の作品《ひとよ茸ランプ》が好きで、よく訪れます。

「我が根は森の奥深くにあり」を座右の銘に、ガレの作品は命の儚さと再生を表現しています。

傘をひらいて一夜で溶ける、でもその下には次の命が育っている。 輪廻を表わした作品です。

尽きることなく命はめぐる。 だから大丈夫。

 

 

 

私がこの先苦しまないよう、急変した際も延命措置はしないという意思に夫も同意してくれていますが、遺してゆく人たちが悲しまずに前を向いて生きていけるようにしてあげたいなって思っています。

 

 

 

 

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残された時間に限りはあるけれど、私の体験が少しでも後につながり、役立つように。

そして、様々ながんサバイバーのみなさまの一日一日が少しでも幸せでありますように。

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令和6年3月16日  ★b-raugh-yousei★