こんにちは。
いつもいいねくださりありがとうございます。
昨日、今年度の確定申告を済ませて参りました。
限度額超過分の算出はこれからなので、次年度の確定申告へ持ち越しとなります。
過去5年遡れるんですって。
私はR5年夏に甲状腺乳頭がんと診断されて、11月に手術した検体から未分化がんがみつかり、余命半年の宣告を受けたものの、12月から服用の分子標的薬によって生存期間延長中の人です。
ちょっと前までは今回の確定申告も命を危ぶんでいましたが、まるで何事もなかったかのように行ってきました。
確定申告、何度行っても毎度のことながらやり方が変わっていて、結局説明を受けながらじゃないとどこに何を打ち込むのかさっぱりわからん!
でも、準備の手際は良くなってきましたよ。
【いざ! 申告の準備をしよう】
1⃣まずはコタツを陣取り、テーブルの上に大量の領収証を広げて手帳につけた通院予約日と照らし合わせ、または病院からもらった予約日票や受付票と付け合わせしながら、漏れがないかをそれぞれの病院と薬局ごとに分類していきましょう。(この時に日付順にしておくと「医療費のおしらせ」と付け合わせしやすいです。)
2⃣市や保険組合から届いた「医療費のお知らせ」なんて、途中の10月までしか載っていないので、結局11月以降は領収証ごとに手計算になるのでチェックまたは別計算しておきましょう。(トータル1~12月です)
私は11月以降が決戦期だったので、パラパラになっている大量の領収証をつけあわせ確認しながら病院ごとに小計を書き出してから、払ったすべての合計を算出して持参しました。
これらもまたノートに綴っておかなきゃね。
注意!「医療費のお知らせ」に記載されている金額は微妙に計算が違っていることがあるので、やっぱり実際に払った領収証をもとに申告します。
【いざ!会場へ】
今年の記入用紙は、「医療費のお知らせ」による金額を記入する欄と、手計算の欄を足すようになっていました。
ざっくりと合計でいいよ と言われる年もあるし、人によって言ってること違うし、この辺は行ってみたとこ勝負。
表にて記入・計算したら、あとはスマホで申告します。
こうしてブログに闘病記を載せておられる方々にはもう、医療費控除申請は手慣れたものかもしれませんが、これから始まる!という方にはきっと何をどうしたら???だと思います。
でも、準備さえできていれば大丈夫。 何度やってもみんなよく分からないので安心してね。
よく分からないし、面倒だし・・・とか諦めず、しっかりと受け取れるものは申請して治療費に充てましょう。
システムの向上によって年々やり方のハードルが上がっていますが、思い切って準備して会場に行ったらスマホ画面のどこに何を入力するのかさえ教えてもらえばなんとかなります。
ただし、実際に払った医療費の合計が10万円をゆうに超えていること。(病院とその病気の治療に関わる処方の薬局分が申請可能。同様に家族の病気や薬代も申請可能だから、搔き集めてみて!)
ドラッグストアなどで購入したセルフメディケーション製品も申請対象になるけど、上記の「病院と処方の10万以上」か、もしくは「セルフメディケーション製品で10万円以上」かを選択しなければいけません。
ドラッグストアでセルフメディケーション製品を10万円以上って、そうそう買えませんよね。。。
そして、入院・手術で生命保険会社から受け取った保険金も申告しますが、それによって支払った医療費の負担額が減ったことになりますよね。(傷病手当金は申告しなくてよい)
そこからさらに10万円引いた残りの金額が控除対象額になるということで、50万円近かった私の「実際に払った医療費」はなんだかんだで20万円以下になり、「所得税の申告」「生命保険料の控除」や「子供の社会保険料」を入れて、けっきょく還付金はその10分の一ほどとなりました。
申告に関わる大量の書類を持参して、「これは?」 「ここって?」 と、周りにウロウロしている職員さんに都度声を掛けながら今年の申告が終わりました。
戻らないよりはマシだけど、腹の足しにもならないねー。
しかもスマホの申告、自力だけじゃ無理だわ・・・。
賠償金は非課税だって。
*******************************************
残された時間に限りはあるけれど、私の体験が少しでも後につながり、役立つように。
そして、様々ながんサバイバーのみなさまの一日一日が少しでも幸せでありますように。
*******************************************
令和6年3月9日 ★b-raugh-yousei★