⑲耳鼻科でパンツの画像を見た話。 | 甲状腺未分化がん闘病記

甲状腺未分化がん闘病記

甲状腺乳頭がんから未分化がんに転化り患した、超特急がんサバイバーのリアルながん情報を生存中に書き残します。

こんにちは。

いつもいいねくださりありがとうございます。

連日様々な書類と格闘してきた今週ですが、よかったこととしては進展があったこと。でも悪かったこととしては体調が悪化したこと。

出掛けて疲れたかな?

先週から予兆はあったのですが、久しぶりに蕁麻疹様血管炎が出現しだしています。

以前からよく出るのは下着のゴム回り。

圧迫によるものなのか? 素材のアレルギーなのか? 原因不明ですが、入院中もこの下着周りの炎症ですったもんだしました。

 

 

手術に行く前に、歯ブラシとか飲み薬とかと一緒に名前を書いた下着も準備していきますよね。

尿道カテーテルの挿入で、一度は脱いでいるのだろうと思いますが、あれって、どうなのでしょう? OPE看の方がいらっしゃったら教えていただきたい。

手術着は肩スナップで寝ていて脱げるけど、ドレープをかける前は一旦まっぱになるのでしょうか・・・?

それともかくし芸のテーブルクロス引きみたいに、ドレープを掛けた後にサッと引き抜くのでしょうか?

 

 

 

ともあれ、手術が終わってHCUに一晩待機した翌朝、清拭していただいたあとに下着を穿かせていただいた気がする・・・。

麻酔が醒めても朦朧と眠れぬ一晩で、とにかく天井を見つめて夜明けを待ったのですが・・・一大事の真っ只中だったから、手順はどこか記憶も曖昧です。

朝の勤務交代のあとで、左右に転がりながら寝間着を着替えさせていただいたのだけど、大学病院は研修の方もいらっしゃるため研修中の不完全なイロイロは広い心で飲み込まなければいけないな~ とつくづく感じたのは覚えています。

 

そもそも普段ありえないけど下着がちゃんと穿けてないって、まぁまぁに不快感たっぷりじゃないですか。

そして、下着の上りが不完全だから、当然寝間着のズボンも上がらないじゃないですか。

着替えた肌着の裾もくしゃっと適当だったのが祟って、2日間動けず横たわっていた私の腰部には寝間着のズボンのゴムのわしゃわしゃが食い込んで、その食い込み通りに蕁麻疹様血管炎が出現した上で一番皮膚に食い込んでしまったところには2㎝ほどの黄色い水泡ができちゃいました。

 

痛いやら痒いやら。

 

甲状腺の手術はネックレスラインに切開するので、重さ5㎏の頭をベッド背もたれから上げるのには一苦労しますよね。

7時間のOPEで甲状腺全摘以外にもいろいろ取っていただいたのと、喘息体質に挿管が影響したのか胸部の痛みもあって2日間起き上がれず&動けずにいたため、ようやく自力でトイレに行けるようになってから初めて腰に大きな水泡を見つけたときには驚きました。

 

腰部の水泡以外にも下着まわりにぐるりと蕁麻疹様血管炎が出ていたので、女性看護師さんが二人がかりで下着ゴムまわりにガーゼを挟んでくださったのですが・・・・ トイレに行くたびに一枚ずつ無くなっていきましたw

 

術後も刻々と症状は悪化の一途を辿っていき、からだの方々で左右対称に蕁麻疹様血管炎はでていましたが、「根拠は無いけどがんが出しているかもしれない」と医師が言ったように、分子標的薬を服用するようになってからぱったりと出なくなっていました。

 

それがね~・・・。

 

劇的回復 と言われる分子標的薬といえども、未分化がんでは一進一退。

ちょっと効果が薄れた日にはどこに何が出るやら・・・。

 

 

 

退院後に耳鼻科で声帯を診ていただいた際に、電子カルテの画面に私のパンツが写っていたの(皮膚科で蕁麻疹様血管炎を写した画像)を見たときはギョッとしたね。

恐るべし、院内共通カルテ・・・。

 

 

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残された時間に限りはあるけれど、私の体験が少しでも後につながり、役立つように。

そして、様々ながんサバイバーのみなさまの一日一日が少しでも幸せでありますように。

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令和6年3月2日  ★b-raugh-yousei★