姫路の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。

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昨年の5月、高校時代の友達のAさん・Мさんと20数年ぶりに会いました。

年賀状で繰り返されてきた「また会おうね」をやっと叶えることができました。


その時、

阪神・淡路大震災のときはどうだったの?

という話になりました。


当時Мさんの家は私の実家の近くで、神戸市でも被害が小さかった地域。

一方、Aさんの家は震源地に近く、火災も発生した地域。

当時は電話も繋がらず、避難していると思われる小学校に行く交通手段もなく、結局会えずじまいだったのです。


被災したAさんが自宅が全壊の被害に遭ったときのことを話してくれました。


突き上げるような強い衝撃と激しい横揺れで自宅が倒壊。

幸いにも倒れた家具のすき間に入り込むなどで家族は全員助かったものの、数名が額を切るなどの出血を伴う負傷。

なかなか医師の治療を受けられず、自分たちで応急処置をするしかなかった。

避難所での長い暮らしを経て、住み慣れた地域からはるか離れた仮設住宅で1年ほど過ごし、再び元の場所に家を再建した………




左がそのAさん。


会う前、Aさんから

震災で卒業アルバムや写真を失くしてしまったので見たい

とのリクエストがあり、Мさんが持ってきました。


Aさんの自宅は焼失は免れたものの、火事場泥棒に遭ったり、風雨にさらされていろんな物を失ってしまったのだそう。

写真を見ながら懐かしそうに当時を振り返っていました。 




私はちょうどその頃、学生時代の思い出の品を整理しているところでした。


全部ではないのですが、文集や写真集、生徒会誌のような冊子が何冊か残っていたのです。

これらは全部処分してもいいかな……?

そう思っていたのですが


卒業アルバムや写真集、文集などの学生時代の思い出の品は、一度失ったら二度と手に入らない物。



もう一度内容をよく確認してから処分してもいいのでは?

そう思い、いったん保留にしたのです。


彼女との再会は、災害対策だけでなく、思い出の品の整理についても考えさせられる機会になりました。





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