姫路の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
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8月上旬、ヘアドネーション(医療用ウイッグ製作のための髪の毛の寄付)のために伸ばし続けていた髪をバッサリ切りました。 ✂️
お尻あたりまであった髪。
毛先に少しだけ染めた部分が残っていますが、その他はオリジナルの黒髪。
髪は体のパーツの中で唯一自慢できるところなんです。 

病気や放射線治療などで髪を失った18歳までの子どもたちにオーダーメイドの医療用ウイッグを無償で提供している団体は
JHD&C(ジャーダック)
HERO
つな髪
他にもあるかもしれませんが、検索の上位に上がってくるのはこの3団体。
いずれも送付できる髪の毛の条件は
31センチ以上
となっています。
その理由は、髪の毛を半分に折ってV字になった部分をウイッグの土台に植え付けていくのに31センチよりも短いと毛先が下へ降りず立ってしまうからなのだそうです。
「31センチから寄付できる」ということなので、ギリギリ31センチの長さで切って送る方がいらっしゃるそうなのですが、
あと半年伸ばしませんか? 

というのは、毛束はいちばん長い箇所で31センチあっても、中のほうには31センチに満たない髪の毛も多く含まれているのです。
私の髪の毛は60センチ超えですが、確実に超えているのはこの部分だけ。
もしこれが31センチの寄付だったら、大半はウイッグに使ってもらえないことになります。
31センチに満たない髪はヘアケア剤の研究開発に使われたり、美容師さんの練習用マネキンに使われたりするそうです。
なので、提供した髪の毛が無駄になるということはありません。
が、
提供した髪の毛をできるだけ多く医療用ウイッグに使っていただきたい
と思うのでしたら、31センチギリギリでカットせず、あと半年待って35センチで寄付してはいかがでしょう? 
