姫路の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
ご訪問ありがとうございます。 

昨日の続きです。
カップボードのいちばん下の引き出しの真ん中に入っていた
実は数か月前から「今後おそらく使わないだろう」と思っていたのですが、
特に収納に困っていない
あっても暮らしの妨げになっていない
そんな理由で残していたのです。
でも、この度
改善したい2つの収納
ができたため、それらを実現するために手放すことを決めました。
1つ目は、この丸囲みのところにある
紫陽花の絵柄の菓子皿(4枚)
紫陽花の季節にこのお皿で来客に和菓子をお出ししたいなぁ。 

そう思っていたのですが、
引き出しを開けたときに収納の向きが自分に対して垂直だったため、
絵柄が見えなくて見落としてしまい、ここにあるということすら忘れるのです

そして気付いたときには
紫陽花の季節が
過ぎていた。 

これを何年繰り返したことか。 

2つ目は、こちらの食器棚の奥に入れていた
私が結婚して数年後に亡くなったんですけどね。
ゴルフ、洋ランの栽培、クラシック鑑賞…… と多趣味でカッコいい「イケジジ」でした。
そんな自由人の祖父でしたから、陶芸の作品はなかなか個性的。
重ねて収納できないイビツな小鉢や不思議な色合いの茶碗など……
そんな数々の作品の中から形見分けでもらったのが、風合いが気に入ったこの2つの抹茶碗。
これに抹茶を点てて和菓子と共に楽しみたいなぁと思ったのです。 

これで引き出しを開けると常に視界に入るので、使い忘れはなくなるはず。 

奥にありながらもよく見えるし、断然取り出しやすくなりました。
すぐ横に茶せんを入れたので、これでいつでも点てられます。 

整理収納でよく言われる
使うために減らす
とは
(使いたい物を)使うために
(使わない物を)減らす
整理(物を減らすこと)の大切さを改めて実感した一件でした。 
