鳥のフンの正しい掃除法

姫路の整理収納アドバイザー ・ 整理収納教育士、よしなかなおこです。

 タイトルどおり、鳥のフンを掃除した話です。

汚画像もありますので、お食事中の方やご気分の優れない方は非常口から美ブログへお逃げください。　　

　非常口　

では、いきますね。　

大雨が一日中降り続いたある日の夕方。

リビングの窓の外に何か気配を感じ、カーテンを開けてみると……

やられたーーー　　

目の前のタイルデッキの上に茶色い「落とし物」が大量にぶちまけられていました。　　

庭の向こうの街路樹の枝には「犯人」と思われるヒヨドリの姿が。　　

ヒヨドリは植物の果実が大好物。

果実を食べた後に遠く離れた場所でフンをするので植物にとっては種子散布を手助けしてくれるありがたい存在なのかもしれませんが、私にとっては

最悪だよーーー　　

翌日、外へ見に行ってみると……

やっぱりね。　　 

フンと言うより、ほぼ果実そのまま。　

ここまで派手にされたのは今回が初めてかも

ハトやスズメのフンならホースの水圧で飛ばしてデッキブラシで擦れば済むのですが、ヒヨドリのフンはそうはいかないんですよね。

というのは……

わが家のタイルデッキのすぐ向こうにはニオイシュロランが植えられた花壇があり、石が敷き詰められています。

そしてそのすぐ向こう側は芝の張られた駐車スペース。

水圧で飛ばして掃除すると、フンと一緒に果実も花壇や芝生にまき散らすことに。

花壇の石や芝生の隙間に入り込んで発芽してしまったらもう大変

根っこから上手く抜けないので何度も何度も生えてきてしまうんですよね。　　

なので、天気が回復してフンが乾くのを待ってから丁寧にほうきで掃き集めました。🧹

この実、小さくてまんまるなのでシャシャッと掃くとコロコロ。。。。。と転がっていってしまいます。　　

慌てず急がず、そーっとそーっと……

集めた果実混じりのフン（じゃなくて「フン混じりの果実」笑）はビニール袋に入れて口をくくって軒下に一時置きし、可燃ゴミの日に出すことにします。

ただ、この「鳥のフン掃除の方法」は本当は

間違い なんです。

鳥のフンには病原菌やカビがたくさん含まれているので、フンが乾燥した状態で掃除をするとそれらが舞い上がってとても危険なのだそう。

口や鼻から吸い込むと気管支炎や肺炎、胃腸炎などを引き起こすこともあり、目に入ると結膜炎になることもあるのだとか。

なので、

マスクとビニール手袋を着用

キッチンハイター（カビ取り剤やエタノールでも可）をかけて湿らせる

ウエスでそっと拭き取る

が正解なんですって。

湿らせるにはアルカリ性または中性の製品を使用し、酸性は NG 。

コンクリートやモルタル（タイルデッキの目地にも使用）を変色させたり溶かしてしまうこともあるそうです。

今回は湿らせると果実がタイルデッキにくっついて掃き集めにくくなると思い、マスクとビニール手袋を着用した上でフンが乾いた状態で掃除しました。

でも、やはり安全な方法でやるべきだったかなぁと今さらながら後悔しています

たかが鳥のフン

そう軽く捉えていると恐ろしい目に遭うことになるかも。　　

特にお子さんやお年寄りなど免疫力の低い方や、妊婦の方はご注意くださいね。

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