兵庫県姫路市の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
昨日の続きです。
この家に住み始めてから手動昇降式の室内物干しをもう1つ付けたくなったのですが、構造上付けられないことが分かりました。
壁や天井に負荷のかかるものを取り付けるにはそれに見合った下地を入れておく必要があります。
これが今では家づくり最大の後悔ポイントとなっています。 

「将来は壁掛けテレビにされますか?」
「ここの壁は広いですが、大きな額を掛ける予定はありますか?」
「リビングの天井にハンギングバスケットを吊り下げたりされますか?」
そういった話は間取りを決める初期の段階で営業さんや設計さんから聞かれたような気はするのですが、そのときにはまだそんな細かいことまで考えが及ばなくて

なので回答はまだ先でも良いかと思っていました。
ところがその後の打ち合わせではそういった話にはならなかったため、私もすっかり忘れてしまい、そのまま着工されて完成に至ったのです。 

「もし住み始めてからそうしたくなっても壁や天井に下地がないとできませんよ
」

内装打ち合わせの最終段階で再度確認して頂きかったなぁと思います。 

皆さんのお宅の玄関に手すり(バー)はありますか?
家を建てるときは若くても数十年後には年を取るので、靴の脱ぎ履きをするのに必要になるかと思います。
建てる前、見学に行った展示場には玄関ドアのそばに手すりのバーが付いていました。
「今は要らないけれど将来は必要になるよね」
そう感じたのですが、取り付け予定位置にあらかじめ下地を入れておかなければならないことは当時まだ知らなかったのです

ピンクの位置に将来手すりを付けられたらよかったんですけどね。
軽量鉄骨の家なので、壁は薄い石膏ボードでスカスカ。
握って立ち上がるときに壁に大きな負荷がかかるので下地なしでは付けられません。
下地を入れることも可能だそうですが、クロスを剥がして下地板を入れ、またクロスを貼り直すことになるので工費がかかってしまいます
下地板自体は高額ではないとのこと。
マイホーム計画中の方にはドア横や上がり框の壁に手すり用の下地を入れておくことをお勧めします。
ご両親がよく来られるようでしたら新築の段階で手すりを付けておいたほうが良いかもしれませんよ。
こういうデザイン性のある手すりなら先に付けておいてもお洒落ですよね。
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