兵庫県姫路市の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
先日、処方箋を持って病院近くの薬局に行きました。
薬を受け取るときに薬剤師さんから「無料のお薬手帳アプリをダウンロードされませんか？」と勧められました。
「病院で受け取った処方箋を撮影して送れば薬を受け取るまでの待ち時間がかかりませんよ」
とのことですが……
病院と薬局は目と鼻の先。
アプリを立ち上げて撮影して送信する時間と、薬局に行って処方箋を薬剤師さんに手渡しする時間は
たいして変わらないのです。
それに
待っている人いつもそんなに多くないし。
↑失礼すぎ。
処方に10〜15分かかっても、待ち合いでテレビを見ながらウォーターサーバーの水を飲んでスマホをいじっていたらあっという間です。
お薬手帳アプリだとアプリを立ち上げてスクロールさせて…… と見たい箇所を見るのに時間がかかりますよね
そもそも顔認証や指紋認証のロックが掛かっていると本人しか開けて見ることができないので緊急時に対応できません。
これが最大のデメリットかなぁと
他には……
お薬手帳アプリにはいろんな薬局のものがあるので、他系列の薬局の薬剤師さんが閲覧するには「ひと手間」かかるという問題も。
知り合いの薬剤師さんがおっしゃるには
お薬手帳を持ってきてくれたほうが断然ラク！
……やっぱりそうでしょうね。 
お薬手帳の本来の役目は
複数の医療機関や薬局間での情報の共有化
なのですが、お薬手帳アプリで情報の共有化がスムーズにできない現段階では、アプリは
薬局が患者さんを囲い込むための手段
という意味合いのほうが強いと言えそうです。 
ドクターが書かれたお薬手帳アプリについてのお話。とても分かりやすいので詳しく知りたい方はご覧くださいね。 
そんなわけで私はやっぱり紙ベースのお薬手帳派かな。
過去の情報を一度に見渡すことができる。
病院で医師から提示を求められたときにすぐに見せられる。
すぐに見たい・見せたい箇所に付箋を貼れる。
必要事項を書き込める。
緊急時に家族の物を見ることができる。
のようにメリットが多いんですよね。
デメリットといえば「物が増える」ということくらいでしょうか？
これでもいちおう整理収納アドバイザーですが、メリットの多い物は無理に減らす必要はないと思っています。
これは私のお薬手帳ケース。
診察券入れも兼ねている ……というより、そっちがメインなので「ついでにお薬手帳も入れている」という感じですね。
お薬手帳ケースの形状は、
ノートのように広げられる見開き型
長財布のように口を開けるジャバラ型
がありますが、私は見開き型のほうが診察券を探しやすくていいかな？と思います。 
私はお薬手帳ケースに「病院であると便利な物」をいろいろ入れて病院セットにしています。
最近はコロナ対策でウエットティッシュと問診票記入用のボールペンも入れています。
なのでお薬手帳ケースは少し大きめの物を選んだほうがいいと思います。
これ１つですぐに病院に行けて便利♪
夫にも同じようなセットがあって、それぞれ相手のセットの収納場所を知っているので、どちらかに万が一のことがあっても大丈夫です。 
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