兵庫県姫路市の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
面倒くさがりでラクすることばかり考えている究極のズボラ主婦が「庶民の庶民による庶民のための暮らし」をコンセプトに日々お送りしています。
お仏壇のローソクに火を点けるために使っていた
ある日、火を点けようと思ったらクルクル空回り
火打ち石の部分が壊れたみたいで、回しても「ジョリッ」と言わなくなってしまったのです
さぁ、どうしよう
ここ姫路市では使い捨てライターは
中身を完全に使い切ってから
可燃ごみ
として捨てなければならないのですが、壊れてしまったので最後まで使い切ることができません
ガスが残ったままでは収集車の中で発火・炎上する危険があるため絶対に捨てられません
つい先日も姫路市では収集車の炎上事故があったばかり。
原因はスプレー缶だったようです。
なんと非常識な!!
ライターのガス抜きの方法は知っていたのですが、実際にやってみるのは初めて。
まずは輪ゴムを巻いてレバーを押さえつける方法にチャレンジ。
そんな怖いこと、できませーん!!
解体途中に部品とペンチとの摩擦で火花が出て、漏れ出たガスに引火して
ドーーーン 💥💥
……ってことになって、ドリフのコントみたいに髪の毛がチリチリになったらどうしよう。
などと良からぬことが頭をよぎり、解体する勇気が湧きません。 ←かなりのビビリ。
そんなわけで、捨てるに捨てられず数ヵ月もの間放置していました。
ところが、昨日になってやっと「あること」に気づき、捨てられる状態になったのです。
使い捨てライターの中身はブタンガスで、ブタンガスの比重は空気よりも大きいのです。
(空気が1で、ブタンガスは2.07)
ということは……
正解は
上下逆さまにする
でした。
ブタンガスは空気中の酸素と混ざると爆発性のガスになる恐れがあるとのことなので、すぐに屋外へ持って行き、逆さになるように日陰に立て掛けておきました。
半日ほど放置して夜に取りに行ったらガスは完全に抜けていましたよ。
レバーを下ろした状態でガムテープで固定
ガスが漏れ出る音を確認
半日〜1日、屋外の日陰に逆さにして立てておく
この方法なら解体するよりも簡単・安全にガス抜きができますよ。
お家に使っていないライターがたくさん余っていませんか?
しっかりガス抜きをして正しく捨てましょう。
必ず気温の高くない日に火の気のない場所、直射日光の当たらない場所で行ってくださいね。
捨て方が分からくて困ったモノは他にもありました。