25年前、ベルテンポを創業した時に決めたことがあります。
・他の人がやっていることはやらない
・同業者ができることはそちらでやってもらう
・手間がかかること、めんどくさいことを積極的に引き受ける
・セールス、売込み、お願いはしない
・値引きはしない
・お客様とサービス提供者は対等
その上で、やったことは『情報発信』です。
お客様はゼロ、売上もゼロですから時間はいくらでもあります。
営業にも行きませんから毎日ひまです。
そこでやったのが、当時、出始めたばかりのメールマガジン。
まぐまぐを使って「バリアフリーの旅情報」と言うメルマガを週1回、配信しました。
当時、そんな情報はどこにもなかったので、瞬く間に読者は1000人を超えました。
今で言うところのランディングページがどうとか、SEOがどうとか、顧客心理を操作してとか一切無視。
どこかの誰かが必要としているであろう情報を発信し続けました。
その昔、まだ宅急便という概念がなく、荷物を送るなら国鉄のチッキ(死語)か 郵便局の小包だけ。そんな時代にヤマト運輸創業者の小倉会長は利尻島にも営業所を 開設したそうです。「サービスが先、売上は後」と社内を説得して。 かっこいいじゃないですか。
小規模の事業なら億円単位の売上なんていりません。
顧客も1万人はいなくてもいい。百人、いや30人だって良いのです。
関係性を構築した人とだけ仕事をすれば、ストレスフリーです。
立ち上げの時こそ24時間365日働くのはOKですが、 令和の時代、週に3日か4日働けば充分ではないでしょうか。
情報が先、売上は後
無欲で質の高い情報を発信すれば必ず実りがある