寒いと考える女性と、暑いと大声を出す男性。
そのどちらが正しいのか。
どちらが神様なのか。
こんな議論に「正解」がないのは当然です。
誰がいいとか、誰が悪いとか、
誰が正しいとか、誰が神様とか、
そんなことではないのです。
まずは、あなたがどうしたいか、が大事です。
この、
「どうしたいか」
が決まっていないサービスは軸がぶれて
右往左往することになります。
私は以前、若かりし頃、電車の車掌をやっていました。
電車内は冷暖房のクレームがとても多い場所です。
特に夏や梅雨の時期は大変です。
当然ですが、
暑いという男性と、寒いという女性から同時にクレームが来ます。
こんな時、どうするか。
しっかりと『意思』を持つのです。
暑いと言う男性に、
「申し訳ございませんが、この時期、女性には冷房が寒く感じられますので、
上着をお脱ぎ頂くか、窓をお開け頂けないでしょうか。」
と、なぜ車内の温度を高めにしているかを「正直」に伝えます。
逆切れする乗客もいます。
でも、それは仕方のないことです。
体感温度は全員が満足ということはありません。
だからこそ、「軸」を決めるのです。
電車内の「軸」は体力的に弱い人、暑いより寒いと感じる人が優先です。
多くの“善良な”お客さまはこのことを了解して下さいます。