私がサービスを語る時に、常に絶賛しているのが
信州・あさま温泉にある「玉之湯」さんです。
・玉之湯
http://www.asama-tamanoyu.co.jp/
旅館と言うと
や、
・由布院の亀の井別荘
(中谷健太郎さんとは以前、対談でご一緒しました)
http://www.kamenoi-bessou.jp/
がサービスの象徴として語られることが多いのですが、
いかんせん、庶民にはなかなか手が出ない。
と言う事は、
経営者は経費で視察に行けても、スタッフには
「お前らも行って泊まって来い!」とはなかなか言えない訳です。
私がお勧めする庶民派の宿、玉之湯が定期的に送って
来て下さる「玉之湯便り」というニュースレター。
昨年、
その中に社長ご挨拶で「年末年始の営業ご案内」がありました。
大晦日から元旦に掛けてお休みを頂くというものです。
旅館といえば、年末年始は稼ぎ時。
大晦日は、常連さんを初めとして「すぐ満室」になるのは
目に見えています。
それを、どうして休むのか?
山崎社長の言葉をそのまま転載します。
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かわいい社員たちのために、1年でいちばんのかき入れ時の
一日を彼らにプレゼントしよう。
そして、年中無休で朝から晩まで働き通しの女将と山崎家の為にも。
大晦日を当館でと思われていたお客様、申し訳ございません。
お許し下さい。
(社長からお客様へのメッセージ)
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私が社長だったら、やはり躊躇すると思います。
黙っていても満室になるのですから。客単価だって高いのです。
年中無休の旅館業は本当に大変です。
女将さんの働きぶり、社員の皆様の頑張り。
旅館の館主さんの「優しい想い」に触れて、
ますます玉之湯のファンになってしまいました。
ファンを増やす。
きっと、大晦日の収入以上のものがあるはずです。
女将さんへの優しい言葉。
ご主人は恐らく、“直接”こんな優しい言葉を女将さんに
掛ける方ではないとお察ししますが、
ニュースレターを通じて女将さんへの想いをさりげなく伝える。
心憎いですね。
きっと女将さんは
「だったら直接優しい言葉を掛けてよ((+_+))」
と思っていらっしゃることでしょう。(憶測です)