東京で天気予報を見ていると、北海道の地図の中央にある札幌の天気をみて
北海道全体を判断してしまいそうになります。
しかし今回、島の旅をして、改めてお天気というものは、
利尻と礼文島では天気が違う(地元の人からみれば当たり前)
利尻も島の南と北では違う(山が高いから当たり前)
利尻と稚内でも違う。
そう、
お天気には風の向きまでが関わってくるのだと、改めて思いました。
ローカルの天気予報で南西の風と言えば、島の南側、
オタトマリ沼あたりは一面の霧に包まれるのです。
霧に包まれて島を一周していると、
ある地点に線が引いてあるかのように霧が晴れたりもします。
高山植物にしても然りです。
昨年も同じ時期に利尻に出かけたのですが、
事前に時期を選んだからといって、そのタイミングで予定通りに
花が必ず見られるということではありません。
何かを見る、とかどこかを観光する、と言うのではなく、
改めて自然と触れ合うことそのこと自体が、
旅の醍醐味であることを再認識する旅でした。
雨が降っても、霧が一面に掛かっても、
そこには、その時、その場所でしかない旅の姿が目の前にある。
絵葉書に映し出された風景の確認だけが、旅ではないはずです。
私たちベルテンポ的には、
・日程にゆとりを持たせて、予備の時間を多く作っておく。
・あまり欲張らずに、旅の目的を絞り込んでおく。
・お客さまが体力を消耗しないように、同じホテルに連泊する。
・島では、団体ツアーの動きは均一なので、時間をずらす。
・お天気についてはやきもきせず、すべてを受け入れる。
こういったことを大切にして、旅を作りたいと考えています。
秋の「紅葉」の利尻もいいですよ、
とタクシードライバーさんがおっしゃっていました。
利尻、礼文島の旅は6月から8月に集中します。
9月であれば、お花は見られませんが、
静かな、本当に静かな島の姿がご覧いただけます。

