盟友、さくら事務所長嶋修さんのツイート(X)

 

個人ブランドの時代。既存ピラミッドが絶賛崩壊する中、たとえ大組織にいたとしても個人のアイデンティティ勝負。真の実力と見せ方次第。マスはもうおらず、したがって特定領域に深く刺さるかがキモ。

 

 

政治も金融も経済も絶賛崩壊中。

いろいろなことが音を立てて崩れ落ちていますが、さて、私たちはどうするのか。

不安に駆られる人も多いと思いますが、私のような超零細無名無資本の人間には願ってもないチャンス。

 

 

大きいことが優位だった時代はもうすぐ終わります。

有名で「誰もが知っている」から安泰とはいきません。

 

むしろ恐竜のように大きな組織は急激な社会の変化に適応しにくい。

稟議書にいくつも印鑑押したり根回ししたりしている場合ではない。

 

「真の実力と見せ方次第」これが簡単そうで実は難関。

 

真の実力とは、

 

奢らないこと

突き抜けた専門性、知識、行動

リスクを恐れない

 

 

ピラミッド、ヒエラルキーといった土の時代の幻想はすでに砂上の楼閣です。

気がつく人は、もう気づいています。

 

風の時代に切り替わる局面では鈍感力を発揮している場合ではありません。

アンテナを思い切り立てましょう。

 

アンテナとは、

 

人、旅、本。

 

多くの人に会い、話を聞きましょう。

旅をしましょう。五感でその土地を味わい尽くしましょう。

難しい本をたくさん、何度も読みましょう。

 

 

旅と人と本を一度に叶える講演会

 

2024年7月21日13時から 鳥塚 亮さん講演会(長野県小海町)


講演会詳細・お申込みはこちらから

https://minamisaku-future-002.peatix.com/view

 

 

 

 

アンテナが立っているようには到底見えないくまモン

 

 

2024.6.24.

 

 

 

【鳥塚 亮さんの想いをお伺いする場、意見交換の場を作りました】

 

えちごトキめき鉄道社長から、大井川鐵道へ“電撃移籍”された鳥塚 亮さん。

いすみ鉄道、えちごトキめき鉄道と第3セクターをテコ入れして、今やローカル線再生請負人のパイオニアとして大活躍です。

 

鳥塚 亮さんの手法には賛否あることは承知していますが、そもそも論として、公共インフラである鉄道を損得だけで評価し、「赤字だからやめる」「黒字なら残してもいい」みたいな二元論自体に意味がないと私は考えます。(あくまで私がそう考えるだけで、異論もあることは承知しています)

 

とは言え、私たちのようなベンチャー経営者からすると「ゼロをイチにする」大変さが並大抵のエネルギーではできないことは痛いほど承知しています。公募社長の立場での重責に耐える情熱と、目指すゴールへの執念。心から尊敬します。

 

鳥塚さんがいすみ鉄道で蒔いた種は、銚子電鉄、秋田内陸縦貫鉄道、道南いさり火鉄道などにも広がり、えちごトキめき鉄道での盛り上がりを通じて、「さて、日本の皆さん、ローカル線はともかく日本の地方の課題をこれからどう解決して行きますか」との問いの投げかけを社会に向けてしたのだと思います。

 

外野席から評論家のようにあれこれ言うのは簡単ですが、地方が抱える課題は待った無しです。ローカル線を残すとかやめるとか、そんな簡単な議論ではありません。

 

私は今年からひょんなご縁で長野県小海町の活性化(活性化の定義も様々ですが)のお手伝いを少しだけ関わらせていただくことになりました。小海線を残す残さないではなく、「残すのは当然のこととして」この町を、この地域をどうするかの問いかけを、地域の皆さんと共に語り、行動に移したいのです。

 

その大きなひとつのきっかけとして、多忙を極める鳥塚 亮さんに、小海町まで足を運んでいただき、地域活性化のヒントをいただく場を作りました。

 

小海町を利用している人、小海線を残したいと考えている人、小海線沿線にお住いの皆さんはもちろん、

首都圏から、全国から小海町に集まって頂けたらとても嬉しいです。

 

参加いただく皆さまとの双方向の意見交換の場にできたら幸いです。

ご都合つきそうでしたら、ぜひ参加をご検討ください。

 

 

【講演会概要】『ローカル線で地域を元気にする方法』

 

日時 2024年7月21日(日曜日)
時間 13時から17時まで
会場 小海町役場 大会議室
講師 鳥塚 亮さん えちごトキめき鉄道 相談役
テーマ  『ローカル線で地域を元気にする方法』

12時30分 受付開始
13時   開会挨拶
13時10分 講演『ローカル線で地域を元気にする方法』60分
14時20分 パネルディスカッション1 
     ローカル線活用のコツとヒント
     鳥塚 亮さんX高萩徳宗 25分
14時50分 パネルディスカッション2 地方にこそビジネスチャンスがある 鳥塚 亮さんX移住若手経営者 25分

15時20分 パネルディスカッション3 子供は未来のお客さま 鳥塚 亮さんX小海中学生 25分

16時00分 参加者感想提言(ワークショップ風・グループごと)
16時45分 講評
17時00分 終了挨拶
18時まで フィードバックの時間(会場隣の食堂にて・名刺交換・意見交換)45分程度

希望者には懇親会もあります(鳥塚 亮さんは次のお仕事があるため懇親会不参加です)

 

 

お申込みはこちらから

 

 

 

 

大阪・泉佐野市 わたりがにひとすじ 

割烹松屋店主 濱田憲司さんインタビュー

【共創チームメンバー紹介】2024年4月29日(8分間の短編動画)

https://youtu.be/v1pIuA9gurE

 

 

ゴールデンウィークは愛知県勝川から大阪泉佐野へと移動して来ました。

勝川では共創チームメンバーとして大変お世話になっているオートネットワールドの河合さんのお声がけで、スリランカから来日して地元で頑張っているケルンさんの結婚披露パーティーへの参加。

 

ケルンさんは私のセミナーにも参加していただきました。

来日した時は全く日本語がわからなかったそうですが、今では、気の利いた冗談も言えるほどになっています。

 

いつも笑顔で優しい表情のケルンさんは誰からも愛されているのがわかり、とても温かな気持ちになりました。

大阪では共創チームメンバーの濱田憲司さんのお店へ。お父さんの代から引き継いだわたりがに専門の割烹をされています

 

今年で創業60周年、なんと私と同い年。久しぶりに松屋さんで食事をいただき、その後、共創ミーティングを開催しました。

近況報告や意見交換の後、せっかくなので動画を収録させていただきました。

 

短い時間でしたが濱田さんのお元気なご様子を動画でお伝えしたいと思いました。

 

共創メンバー、くらぶベルテンポメンバーの皆さまはもちろんのこと、ぜひ機会がありましたら、泉佐野へ足を運んでいただき、

ランチでもディナーでも、ミシュラン級の和食を食べに行きましょう。1日3組限定完全予約制ですが、わざわざ泉佐野まで行く価値はあります。

 

またゆっくりとお邪魔します。濱田さん、ありがとうございました。

 

大阪・泉佐野市 わたりがにひとすじ 

割烹松屋店主 濱田憲司さんインタビュー

【共創チームメンバー紹介】2024年4月29日(8分間の短編動画)

https://youtu.be/v1pIuA9gurE

 

 

 

【関連トピックス】

わたりがに割烹松屋さんホームページ

https://www.kappo-matsuya.com/

松屋さんインスタグラム

https://www.instagram.com/kappoumatsuya/

ふるさと納税にも参加しています

https://www.furusato-tax.jp/product/detail/27213/5722830

 

共創チーム勉強会

https://www.beltempo-kyoso.com/

 

高萩徳宗

 

25年前、ベルテンポを創業した時に決めたことがあります。

 

 ・他の人がやっていることはやらない

 ・同業者ができることはそちらでやってもらう 

・手間がかかること、めんどくさいことを積極的に引き受ける 

・セールス、売込み、お願いはしない

 ・値引きはしない

 ・お客様とサービス提供者は対等 

 

 

その上で、やったことは『情報発信』です。

お客様はゼロ、売上もゼロですから時間はいくらでもあります。

営業にも行きませんから毎日ひまです。 

 

そこでやったのが、当時、出始めたばかりのメールマガジン。 

まぐまぐを使って「バリアフリーの旅情報」と言うメルマガを週1回、配信しました。 

当時、そんな情報はどこにもなかったので、瞬く間に読者は1000人を超えました。 

 

今で言うところのランディングページがどうとか、SEOがどうとか、顧客心理を操作してとか一切無視。

どこかの誰かが必要としているであろう情報を発信し続けました。 

 

その昔、まだ宅急便という概念がなく、荷物を送るなら国鉄のチッキ(死語)か 郵便局の小包だけ。そんな時代にヤマト運輸創業者の小倉会長は利尻島にも営業所を 開設したそうです。「サービスが先、売上は後」と社内を説得して。 かっこいいじゃないですか。

 

 小規模の事業なら億円単位の売上なんていりません。 

顧客も1万人はいなくてもいい。百人、いや30人だって良いのです。 

 

関係性を構築した人とだけ仕事をすれば、ストレスフリーです。 

立ち上げの時こそ24時間365日働くのはOKですが、 令和の時代、週に3日か4日働けば充分ではないでしょうか。

 

 情報が先、売上は後  

無欲で質の高い情報を発信すれば必ず実りがある

 https://youtu.be/TkAGzucwhrM 

 

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研修や講演の講師としてお招きをいただく立場なので、「講師特有」の悩みを講師仲間と共有します。

一方で主催者側の立場で企画をすることもあるので、主催者特有の悩みもわかります。

 

そこには永遠に越えられない壁があるのです。

今日はそのベルリンより高い壁を崩せるか、講師の立場から私なりに考察してみます。

 

<講師の立場で頭の中に浮かぶこと>

人にもよると思いますが、本音を言えば『ギャランティーはおいくらですか』をまず知りたい。高いから行くとか、安いなら行かないという話ではなく、お金の話をいちばん最後に持ってこられるのは正直、しんどい。ましてや「もう少し安くなりませんか」と値引き交渉されるのは悲しくなってしまいます。

 

<主催者の側が頭の中に思い描くこと>
うちみたいな遠方まで来てくれるのかな

うちみたいな小さな勉強会に来てくれるのかな

謝礼が少ないのだけど、断られたらどうしよう

 

勢い、「断られるのが怖い」心理で、お金の話を最後までしたくないと考えます。

 

これは逆だと思うのですよね。

いちばんしたくない話は最初にした方がいいのです。

 

ファーストアプローチの段階で、講師の側が知りたいであろう要素を全て押さえて箇条書きにしておく。それで断られたら、それはご縁がなかったのです。次、行ってみよう。

 

主催者側が厄介だと感じるのは、講師によって持っている価値観が違うので、わからないことだらけだということです。

 

 

・いったい、いくら出せば来てくれるのだろう。

・グリーン車でないと失礼かな

・駅まで迎えに行くべきか

・ホテルのランクは

・懇親会をつけないと失礼なのではないか

・それなりの会場を準備しないと気分を害するのではないか

・講演会や研修会に控え室は必要か

 

 

実は講演依頼ドットコムさんのような講演エージェントは、このめんどくさい「中間のやりとり」を全て代わりにやってくれます。

お互いが最初に知りたいことの間をつないでくれるのです。(取次手数料もなかなかのものですが、その価値はあります)

 

講師と呼ばれる方は、このような「引き受け条件」はどこかに明示しておくべきですし、

主催者側は、自分たちが準備できる条件を、一発目の依頼文に全て書いてしまうことをお勧めします。

 

ちなみに私の引受条件は以下の通りです

 

・講演講師謝礼

非営利団体、中小企業、商工会議所さんなどは10万円(税別)+交通宿泊費実費

大企業、自治体など公的機関 25万円(税別)+交通宿泊実費

 

・研修費用

半日研修  20万円(税別)+交通宿泊実費

1日研修  25万円(税別)+交通宿泊実費

 

もちろん上記費用は目安です。催事や行事などで予め講師予算が決まっている場合、その金額をいちばん最初にお知らせください。

他の仕事との兼ね合い、季節的なもの(繁忙期閑散期)など、そして主催される方の熱意や想いなどを勘案して、都度お返事させていただきます。

 

それから大切なことですが、講演料、研修費用は原則として、催事の終了後、1週間以内に当社口座にお振込をお願いしています。

 

翌月末、翌々月末、翌々翌月末の支払いと、後出しジャンケンのように言われることがありますが、基本的には終了後1週間以内でお願いしています。経理システム上、止むを得ず振込が遅れる場合は、最初のご連絡時にその旨、お知らせください。

 

その他の引受条件も書いておきます。

 

・消費税は外税でお願いします。
・高速バスでも青春18きっぷでも行きますので交通費はご負担くださるようお願いします。

・飛行機はエコノミー、JRは普通席で充分です、グリーン車などのお気遣いはなしでお願いします。

・ビジネスホテルで充分です。サウナカプセルホテルでも構いません。

・空港や駅までの送迎もお気遣いなくお願いします・路線バスやローカル線が好きです。

・会場に豪華さは必要ありません、控え室も不要です。

・手土産などもお気遣いなくお願いします。

・質疑応答の時間が欲しいです。

・宴席のお気遣いは不要です。

懇親会などで聴講いただいた方とディスカッションできるのでしたら、喜んでお邪魔します。その際、ビールなどを継ぐお気遣いも不要です。とにかく参加者と話がしたいです。

 

・二次会はご遠慮させて頂きます。以前、フィリピンパブに連れて行かれそうになったことがありました(講演会よりそっちがメイン?)ぜひ主催者の方だけで行ってください。私は寝ます。

 

 

嫌味な講師だと思われてしまったか、面白そうと思ってくださったかはわかりませんが、

ぜひ私を講演、研修で呼んでください。

 

「予算がないのです、でも高萩さんを呼びたい」とお考えくださっている方、お気軽にご連絡ください。

「高萩さんを呼びたいのです」の想いに応えます。

 

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【共創】安売り投げ売りは誰も幸せにしない 自分自身のサービスに対する価格の決め方

 

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共創メンバーから、ご質問をいただきました。

 

「こんにちは。高萩さんのYouTubeを拝見して、サービスに対する本質とは何かを考えるきっかけになりました。ご意見を伺いたいのは、自身のサービスの価格の決め方です。」

「仕事をしていると、『あまり手当は払えないのだけど』と言った依頼が来ます。私は価格交渉が苦手なのです。自分が提供できることを、誠実にやっていく。それに見合う適切な対価を設定して、一応、ギリギリでも生活するようにする!と言うのが私の目標です。」

「個人事業主である以上、きちんと本業で成り立つようにしたいです」

 

頂いた質問を熟読して、私なりの考え方を改めてお伝えします。少し長くなりますが、良かったらお読みください。

思いつくまま箇条書きにします。

 

 

(1)鶏口となるとも牛後となる勿れ

(2)他社(同業者)が面倒くさくてやりたがらない

(3)やりたいことより、やるべきこと

(4)料金表を作る

(5)割に合わない仕事を引き受ける基準を決めておく

(6)体良く利用されているケース

 

 

(1)鶏口となるとも牛後となる勿れ

>個人事業主である以上、きちんと本業で成り立つようにしたいです

 

これはまさにその通りです。世の中に個人事業主は何千万人といます。

本業で成り立っている人はどれくらいいるのでしょうか。

 

私がベルテンポを25年前に創立した時、事業計画書もなければ売り上げ目標もありませんでした。あったのは「お客様はどこかにいるはず」との強い信念です。

 

日本に旅行会社は1万社以上あると言われていますが、私が1万1社目を創業しても、

別に誰も振り向いてもくれないし、そもそも、必要とされてもいません。

だって、すでに旅行会社は星の数ほどあるのですから。

 

私は思いつきで障害者の旅を始めた訳ではなく、ふと出会った障害者の方の

「旅に行きたいけれど、行けない現実」を耳にして、

「ここにはとてつもないニーズが埋もれているのではないか」と考えたのです。

 

(2)他社(同業者)が面倒くさくてやりたがらない

 

・ニーズが顕在化していない(けれど需要はとてつもなく大きい)
・誰もやっていない、気づいてもいない
・気づいていても、ビジネスになると思っていない

・他社(同業者)が面倒くさくてやりたがらない

 

要するに、これからの時代、他の人と同じことをやっていてはダメだと25年前に気づいたのです。大手のレッドオーシャンでの戦いに疲れていたのもありました。

 

マーケットリサーチは、ボランティアで出会った障害者当事者の人たちです。

3人か5人くらいにヒアリングして、「これはとてつもないニーズだ」と感じました。

 

マーケティングはお金を出して人に頼んだりせず、自分でフィールドワークをすることをお勧めします。1万人のモニターより、目の前の3人の生の声です。

 

(3)やりたいことより、やるべきこと

 

好きを仕事にと言いますが、好きと仕事がイコールになる確率は低いです。

私も旅を仕事にするべきではなかったと、今でも思いますが、「それしかできなかった」から消去法で始めたみたいなところもあります。

 

ましてや、介護福祉系の仕事に興味も関心もありませんでした。

今でもよくわかりません)

 

でも、「やるべき」とは思いました。やりたいのではなく、誰かがやるべきだと。気づいてしまったのだから、やろうと考えました。

 

やりたいことをやっても良いのですが、別カテゴリーで「神様からやれと言われたからやっている仕事」みたいなフィールドがあると良いです。ライスワークとはまた違います。食べるためにやるのではなく、神様に言われてやっている感覚。

 

さて、

 

「神様からやれと言われた」仕事。

割に合わないかも知れませんが、あなたならできると、神様に任命されたのです。
(注:私、宗教とかはやっていません、念の為)

もちろん、体良く利用されているケースも多々ありますが、それは後で話します。


(4)料金表を作る

私は一応、仕事の料金表があります。講演やセミナーに関する基準みたいなものです。

作っておくのは、依頼者への親切でもあります。目安がないとわからないのです。

その上で「柔軟に対応します」とするか「定価から一円足りとも値引きません」と明示するかはあなた次第です。どちらでも良いのです。

 

ちなみに私は「柔軟に対応する」派です。間口は広く開けておきたいからです。手弁当で引き受けることもあります。

 

ある講演活動家の方が「僕は1時間40万円、飛行機はANAのスーパーシートのみ、新幹線はグリーン車、送迎はタクシーではなくハイヤー」と豪語していました。最近、お見かけしませんが、元気かなあ。いいのですよ、それでもお願いしたいと思うかは依頼者が決めること。

その方は「1万円のしょぼい仕事を受けるとブランドが毀損する。1万円を40本受けるより、40万円を1本受ける」ともおっしゃっていましたから、立派な価値観です。

 

私は個人的には九州ベンチャーの栢野さんの考え方が好きです。

移動は格安LCC、新幹線は自由席、カプセルホテルは贅沢、サウナで充分。

素晴らしいですよね。

講師の先生が高級ホテルに泊まるか、サウナで過ごすかは、講演の質とは関係ありません。

 

 

(5)割に合わない仕事を引き受ける基準を決めておく

 

それでも割に合わない仕事は延々とやって来ます。多いときは週に何件も来ます。

この「割に合わないと思う仕事」を今まで何百と打診されて、感じたことがあります。

 

割に合わないの定義

 

それは、「結局のところ、依頼者との関係性」に尽きると。

あと、相手の本気度や誠実さですね。

 

お金の話を後回しにして依頼してくる人って、結構多いです。

講演料や謝礼の話がいつまでも出てこない。

 

なので、依頼する側に回る際は、予算が少なくても良いので、最初の依頼メールで

「謝礼は幾ら」交通費のことも最初に伝えましょう。これだけで好感度が上がります。受けてくれる可能性がグンと高まります。

ANAスーパーシートのブランド先生は秒で断るでしょうが、「それで、いいのです。お互いに」。

 

たとえ手弁当でも受けたいと思う講演会もあれば、

お金を積まれても嫌だ、と思ってしまう主催者もあります。

 

「割に合わない」と思ってしまう心理は、言ってみれば、依頼者への不信感です。

自分が安く見られているのではないかというモヤモヤ。

 

だから、それらは断れば良いのです。

リスペクトを感じられないから、モヤモヤするのです。

 

とは言え、

開業して最初の3年くらいは量稽古も必要です。まずはお金をいただくに値する仕事をしているか、謙虚に研鑽することも大切です。

 

さちさちさんの場合、すでにプロとして活動されていますから、もちろん量稽古は不要です。

地に足をつけて、次のステージに進みましょう。

 

 

(6)体良く利用されているケース

 

あくまで、私の経験です。毎週、毎月、常に講演会や講話を開催している団体は「話をしてくれる人」を探しています。

とにかく、交通費にもならない謝礼で喜んで話をしてくれる人が、もういないのです。

こう言ったケースでは、「お付き合いで、まあいいか」と思った瞬間、利用されます。

連鎖して、あちこちから声がかかります。「逆にこっちが利用してやる」と言う気概がないと時間とノウハウを吸い取られるだけになります

 

 

 

長くなりそうなので、前半はこれくらいにします。

後半は、「さて、自分にいくらの値札を貼るか」です。

 

 

高萩徳宗

 

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無銭宿泊、無銭飲食を防ぐ方法はあるのか 

現場ではどう対応すべきか
高萩徳宗のサービスの本質塾 2024年4月25日

https://youtu.be/L17MKJzTLqs

 

<宿泊施設:ケーススタディ>
チェックアウト時に持ち合わせがないから後日振り込むと言われた
信用して「いいですよ」と行ったら、いつまでも振り込みがない

 

<飲食店:ケーススタディ>
確信犯で食べ逃げする輩(隙を見てダッシュ系)
財布を忘れたと申告するケース(善意のうっかりさん、又は確信犯)
 

基本は性善説を取る

その上で「そもそも、お客様を疑わなくて良い仕組み」を作る
宿泊施設ならチェックイン時の前精算は「疑わなくて良い仕組み」
前精算は疑っているわけではない。善意のお客様もそれがルールなら問題なく従う
ビジネスホテルはほとんど前精算だが、お客様がそれを不快に思うわけではない

 

高級ホテルはクレジットカードの有効性確認が100パーセントあ

クレカがなければ多額の保証金を預ける、世界的に常識

 

日本は道徳的な精神論から「お客様を信用するのが善」との価値観があるが、

善意のお客側は別に前でも後でも言われた通りにするだけ
(もちろんプライドが高いお客様が「俺を信用できないのか」と言うケースはある

 

飲食店は低価格帯の店なら前払いでなんの問題もないが、

ある程度のレストランだと食券にするわけにもいかない

 

その場合は、ホール担当が顧客とのコミュニケーションを密に取る

声かけ、アイコンタクト、ホール巡回水注ぎなど

 

無関心の空間は無銭飲食できそうな空気になる

意識が顧客に向いていると潜在的な犯罪予備軍の輩は実行に移しにくい

 

<現場でのルール、マニュアル>
あくまで善意のお客様がうっかり財布を忘れた前提でまずはルールを作成
その上で犯罪予備軍の心理を研究し、彼らが実行に移しにくい問答集を作るのがベスト

 

<前提条件>
犯罪予備軍は場を見極める

「ここなら実行に移せる」かどうかをアンテナを立ててみている

逆に言えば「ここは無理だ」と諦めさせるような「場」を作る

 

 

犯罪者が嫌がる飲食店(良い気が流れている)

宿泊施設にも同じことが言える
・クリンリネスが徹底している

・バッシング(食器下げ)が迅速、空きテーブルがいつもきれい
・ホールスタッフの声だし、表情、立ち居振る舞いに活気、元気がある

・その場にいる顧客の雰囲気、品が良い(重要)

・顧客への声かけ、気配り、巡回

 

絶対の正解はありませんが、彼ら(犯罪者)が仕事をしやすい場を作らないことにつきます

 

 

<それでも、もしも「お金の持ち合わせがない」と言われたら>


私なら、こうします(これが正解とは断言できません、あくまで私が現場で対応するなら)

・当社は売掛はやっていないと明確に言う(曖昧な態度を取らない)
・ひとりで対応しない、責任者と変わりますと伝え、出来るだけ顔の怖い人、大柄な人を出す
(とは言え、強面でも言葉は優しく)
・当社の取り扱いルールを説明する(マニュアルっぽいものがあるとなお良い)
・そのルールとは(一例)
 近くのATMまでご案内するので現金を引き出してもらう

 ご家族に連絡してもらい、即振込みをしてもらう(着金が確認できない場合は不可)

 どうしても売掛にしなければならない場合は必ず第三者の立会いで請求書を渡す
  (近所の交番、役場の観光課、親戚の怖いおじさんなど)

 

動画でも同じようなことを話しています
20分ほどのやや長い動画ですが、良かったらご覧ください

 

無銭宿泊、無銭飲食を防ぐ方法はあるのか 

現場ではどう対応すべきか
高萩徳宗のサービスの本質塾 2024年4月25日

https://youtu.be/L17MKJzTLqs

 

 

高萩徳宗

 

お店を出すなら東京より田舎!究極のランチェスター戦略 

鶏口となるとも牛後となる勿れ 

高萩徳宗のサービスの本質塾 2024年4月24日

https://youtu.be/Zg_EELMpnlU

 

 

長野のフィールドワークで印象に残った面白い話をお伝えします。

 

長野県佐久穂町でジュエリーショップを経営しているFさん。

東京から家族で教育移住をして来られました。

 

東京でジュエリーショップを経営されていますが、

佐久穂にもお店を出すことにしました。

 

人口1万人のシャッター商店街にポツンを店を出した結果。

「東京よりよっぽど商売がしやすい」と気づいたそうです。

 

東京、佐久穂の他にシンガポールとベトナムにもお店を出しているそうですが、

シンガポールとベトナムは「飛躍の可能性しか感じない」まさに成長途上。

4都市の中では東京が「最も元気を感じない」そうです。

 

そんな話を短くまとめました。

良かったらご覧ください。

 

高萩徳宗

 

 

【関連トピックス】

佐久穂町から8分間のYouTubeライブ

https://www.youtube.com/live/gt0_l4CjdxY?si=S1ljMQN1f1OQumpI

 

【高萩徳宗のおすすめ動画】

・永平寺の宿坊「柏樹関」に到着しました

https://www.youtube.com/live/2ALjQujIXF0?si=Nu5H8rE_zmeVCBGl

・お客様は神様?土の時代から風の時代へ

https://youtu.be/zn_AA_t79ko



【ポジションは単なる役割】


長野県佐久穂町大日向小学校での講演会が終わりました。私が30分、大日向小学校久保校長先生が1時間。久保先生のお話は教育の本質を現実的にお伝えいただき、大変大きな学びになりました。

その後、ワークショップを2時間。私は小海線担当。町長もワークショップに参加、町議会議員さんや会社経営者の方も多数、農家さん、酪農家、東京へ新幹線通勤するサラリーマン、小さな子供を連れて参加する若いお父さんお母さん。中には地元中学生も。多様性などと声高に言わなくても、この会場の多様性たるや。







最後。あるグループの発表は中学生。生徒会長さんだそうですが、驚くばかりのプレゼン力。そして、「小海町はSNSでの発信が弱いと思います。小海町のSNSは更新が一年前から停まっています。町長、そこのところ、よろしくお願いします!」

会場は割れんばかりの拍手。小海町長はその場でひっくり返るほど大笑いして、「月曜日の役場の朝礼で、全職員の前で伝えます!」と約束していました。

今回60名以上の参加者がいらっしゃいましたが、町長や町議会議員さん、大きな会社の社長さんが全く特別扱いされることなく一般参加者に混ざって座り、メモを取り、質問も普通に手を挙げてする。形式的な来賓挨拶などは設定しないし、ご本人たちも求めもしない。

中学生と子育てパパママと町長は社会における役割が違うだけ。日本特有のピラミッド型社会構造における上層部への忖度を排除したら、日本の地方はあっという間に変革するのではないかと、そんな可能性を強く感じました。(講演中の写真がありませんが、また追ってリポートします)

ネット時代のクレーム対応(その2)

昨日に続き先日開催したクレーム対応セミナーの動画を一般公開いたします。SNSの口コミに悩む方の参考になれば幸いです。

今回のセミナー動画は4回に分けて配信します。

https://youtu.be/t6HQ8qICzAI

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