野球日和-背番号6 新ユニフォーム

 サンタクロースが我が家にも。

 来シーズンから着る、背番号6の新ユニフォームが届きました!

 SATOSHIのネーム入りです。

 バッティングフォームをパチリ。

 とてもとてもワクワクします。

 開幕に向けて、自主トレに励みます!
 今年の草野球も今日を含めて残り2試合。
 12月まで野球ができることは幸せだと思う。

 本日は朝9時~13時まで4時間の予定だったが、試合開始は大幅に遅れ11時に。その理由はこの空だ。前日からの雨でグラウンドには水がたっぷり。選手みんなで砂を入れて一生懸命に地面を固めていく。この整備が準備体操代わりになる。

 まだ小雨はぱらついていたが、何とか試合ができる状況に。Crazy9の対戦相手はナインエールズ。今年初戦の相手であり、もちろん大蔵リーグでも戦い、そして再び……。節目節目で戦うに相応しいチームだ。ナインエールズの先発はエース鈴木投手。もちろん、あの夏苅選手もスタメンセカンドである。
 本日の僕は守り慣れたファーストではなく、3番レフトで先発出場。スタメンでファーストを守る宮川選手は、キャッチングのやわらかさが魅力で僕自身もいつも参考にさせてもらっている。そして左打席に入ればミートも巧い。高校時代は4番を張っていたとか。素直に納得できる、いい選手である。

 1回表を無失点で切り抜けたCrazy9は裏の攻撃。そう3番に座ると、必ず初回に打席がまわってくるのだ。これは心地好い緊張感である。一死二塁で打席に入った僕は、三遊間のショート寄りにゴロを放った。特にいい当たりでもない。それが幸いしたのか内野安打に。チャンスを広げることができた。4番坂原選手の初球で僕は二盗。一死二三塁に。その後、ワイルドピッチの間に1点先制。

 幸先良かったのだが、そこからは好投手鈴木さんのペース。Crazy9はヒットすらなかなか打たせてもらえない。
 僕の第2打席は4回にまわってきた。先頭バッターである。鈴木投手の投球練習をじっくり見る。すべてストレート。投球に合わせて素振りする。その時、ちらりと鈴木さんと目が合った気がした。その瞬間、僕は初球はスライダーで入ってくると感じた。直球に合わせているであろう打者に対して初球スライダーは賢明な選択だと思う。しかし僕はスライダーを待っている。
 はたして初球のシナリオは双方にとって予定通りに進んだ。鈴木投手は見事な制球力で外角いっぱいにスライダーを投げ込んだ。待ち構えていた僕はタイミングばっちりで……振ることができなかった。もし甘いスライダーだったら振るべきだったろう。ただ外角低めに決められたスライダーをヒットするのは各チームの4番クラスでも容易じゃない。ましてや僕の力では、さらに確率が低くなる。ここは見逃して正解……だったと思う。
 仕切り直して第2球。次はストレートだろう。その予想も当たった。ここで素振りの成果が出る。タイミングぴったりでミートできた。しかもセンター返し。理想的な打球である。しかし、やはり鈴木投手は上手だった。僕のミートよりさらにジャストなタイミングで、打球をワンバウンドでグラブに収めたのだ。走らなきゃいけない僕は一瞬足が止まってしまった。天国から地獄。コンマ何秒で立場が変わる。これが野球なのだ。……我に返り、全力疾走で一塁に向かうが余裕でアウト。

 野球とはつくづく不思議なスポーツである。ボテボテのゴロがヒットになったかと思えば、ジャストミートが野手の正面をつきアウトになる。だからこそ面白い。点差だって、0-0の投手戦から15-9なんていう乱打戦まであり、とにかく幅が広い。その広さは北海道以上、いやベースボールの本場アメリカ大陸以上だ。

 そして9回までの試合の流れも、つむじ風のようにころころ変わる。この試合の転機は5回だった。この日の天気のように野球の神様は気まぐれだ。なんとか1-0でリードを守ってきたCrazy9は逆転される。
 しかし後半に見せ場が訪れた。我らの監督・吉高さんが選手としての力を発揮する。打席では鈴木投手からセンター前へライナーのクリーンヒットを放ち、それに留まることなく守備でも魅せる。ライトへ飛んだ良い当たりを横っ跳びでナイスキャッチ。高関投手からバトンを受けた坂原投手をもり立てる。

 試合は1-4で敗れはしたが、この日も楽しい一日だった。ガッツ溢れる佐藤三塁手、独創的な声かけでチームメイトを和ませる吉田遊撃手、センターに抜けそうな当たりをダイビングキャッチで止めた五島二塁手、そして後半から一塁に入った僕・横井(背番号6)。内野を見渡すだけで楽しくなる。久々に参加のフェル須田選手。最近ふたたび参加できるようになった未完の大器・トニー角田選手。今日参加できなかった組では、最年長の安室選手兼社長、うちの誇れる4番・岡崎遼捕手、攻守の中心・尾崎選手、試合前のアップでもリーダーシップを発揮してくれるリンタロー選手、無類の勝負強さを発揮する新米パパ山崎選手、潜在能力ピカイチの岡崎卓選手、新社会人となり平日の活動が難しくなってもCrazy9愛に満ちた本橋選手、坂原隊長の下で頑張る谷川・玉井選手、我がチームの秘密兵器サウスポー笹本投手、そしてチームの大黒柱・深谷会長。
 こんなにいい仲間と一緒に野球ができる僕は、ただただ幸せ者である。

 そしてシーズン終盤になると、その時は必ず訪れる……。もちろんプロではないのだから、引退や戦力外通告なんてものはない。しかしトレードに似た動きはある。いや、別のチームへの電撃移籍という意味ではない。僕らは草野球選手である。アマチュアであるから、みんな仕事を持っている。数少ない休みを火曜日にあて、必死で時間を作り、野球に参加している。でも野球だけを最優先にできない事情もそれぞれにある。どうしても仕事を休めなければ欠席せざるを得ない。学生選手なら、就職が決まることがひとつの転機になる。転職を考えている選手なら、曜日が野球とうまく合う保証はない。
 そう、何が言いたいかといえば……今年一緒に野球をしたメンバーとまるっきり同じかたちで来春を迎えられる可能性はそう高くはないということだ。それは毎シーズンやってくる。

 時は流れゆく。大きな意味では人生も……そして野球場の広さにまで狭めて語れば、このCrazy9というひとつの野球チームの中でも。
 来年このチームがどんなメンバー構成になるのか、それは誰もわからない。球場を吹く風のみが知っている。僕らにできるのは、そのすべてを体全体で感じることだけだ。

 だからこそ来週の今シーズン最終戦を大切にしよう。
 僕らにとって最高の草野球チーム・東京Crazy9の絆と勇姿を、野球の神様に見せようじゃないか!
 2012年の大蔵リーグも全日程を終了し、今日はオールスターゲーム。
 全12チームをA、Bチームに分け、各チーム2名ずつが選出される。
 本年度、我ら東京Crazy9からは、エース坂原さんと僕・横井が選ばれた。
 本来、オールスターに選ばれるのは、チーム内でも優れた選手。坂原さんはそれに該当すると思うが、僕の場合はちょっと違う。ここ数年でまだオールスターに出場したことがない選手にも機会を……そんな吉高監督の優しさを感じた。あるいは全ての活動日に参加し続けたことを評価してもらえたのかもしれない。
 どちらにしても、これまで夢でしかなかったオールスター出場が現実のものとなったのである。ありがとうございます。

 僕は8番ファーストで先発出場した。第1打席、第2打席ともに凡打。守備は何とか頑張るものの、痛い捕球ミスもしてしまう。試合は2-0で我らBチームがリードし、いい流れで進んでいたが、6回裏にAチームの猛攻を食らい、逆転されてしまう。
 そんな状況で迎えた8回表、僕の第3打席、1ストライクからの直球をフルスイングした打球はライナーとなり、ショートの頭上をグンと越え、センターが回り込むヒットに! 嬉しかった。その後、内野ゴロの間にホームイン。
 オールスターでヒットを打てたことが何より嬉しいし、得点できたことも貴重な体験になった。

 結局、試合は劣勢のまま、4-8で敗れた。

 試合結果は悔しいが、心地よい緊張感のなかプレーでき、忘れられない一日になった。

 この試合では、NINE YELLSの夏苅君とまたまた再会できた。彼も晴れてオールスターに選ばれたのだ。今年はCrazy9との試合でもいいヒットを打っていたし、実力で勝ち取ったオールスターだ。彼はAチームで、今回も対戦相手だったが、また混合チームで戦える機会があれば、今度は同じチームで試合をしてみたい。

 同じベンチに座ったBチームには、今年の大蔵リーグを無敗で制したしゃぁしぃずのチームリーダー和田さん、そして四番の存在感ある白石さんがいて心強かった。試合前のキャッチボールを快く引き受けてくれたエイジアキッチンの荻野さん、長峰さん、ありがとう。先発バッテリーの原宿ザリガニ:矢沢投手-輪島捕手は3イニングを無失点! お疲れさまでした。リーグ戦の時と同じく強打を見せてくれたフェローズの佐藤さん、上野さん。今年から大蔵リーグに参加してくれたマンボウの川崎さんはリーグのホームラン王、梅田さんもいい内野手。そしてCrazy9ではみんなから“師匠”と呼ばれ、求道心…いや球道心に満ちた坂原さん。そしてそして、Crazy9を監督として引っ張り、さらにはリーグ会長も務め、多忙のなか、いつもチーム、大蔵リーグのために尽力する男、Mr.野球愛の吉高さん、本当にありがとうございます。

 オールスター後の今シーズン表彰式、そして記念撮影も含め、野球に携われることの幸せに満ちた野球日和になりました。
 記事を更新したいと思いながら、なかなか書けないでいた。
 忙しかったのは事実だが、それは言い訳だ。よし、今日はちゃんと書こう。

 我ら「東京Crazy9」が属する大蔵リーグも、気がつけばシーズン終盤に差し掛かりつつある。
 今年の僕らはリーグで苦戦している。特にシーズン前半に接戦で落としたゲームがいくつかあった。昨年はうちが勝った相手にも、今年は負けを喫している。理由は何かと問われれば、力の差がなくなってきている……それが一番の要因だと思う。

 シーズン序盤、うちに勝った「原宿ザリガニ」も「アニマルズ」も打線がかなり良くなっている。つまり打ち勝つ野球ができているということだ。「Crazy9」も粘るのだが、また反撃され加点される。そして僅差で敗れるという構図だ。

 そして毎年四強の一翼を担う「しゃぁしぃず」が今年は絶好調だ。現在まで無敗で首位を走っている。「NINE YELLS」「MJB」も順当に勝ち星を増やしている。そして「フェローズ」も打撃力があり、着実に勝ってきている。
 「Crazy9」と「フェローズ」はリーグで接戦を繰り広げた。スコアは9-8。うちが終盤に追い上げ、かろうじてサヨナラ勝ちしたのだが、序盤は完全に「フェローズ」のペース。難しい試合だった。そして、この試合の均衡が、実際のリーグでもそのまま表れている。「Crazy9」の勝敗の数字は、ほぼ「フェローズ」と同じで、互いにプレーオフ進出に向け、最後の枠を得るために、勝ち続けたいという気持ちも同じだろう。

 そんな中、「Crazy9」が6勝3敗で迎えた「NINE YELLS」戦が、今日8月21日に聖地・大蔵球場で行われた。うちにとって、この試合は今年の山だ。昨年、決勝で敗れた、その相手こそ「NINE YELLS」であり、エース・鈴木投手が壁として存在している。
 僕は8番ファーストで出場。思えば、春の練習試合で「NINE YELLS」と対戦した時と同じ打順と守備位置である。まずは守りだ。一塁をしっかり守り、失点を防ごう。実際に、今日の守備は無難にこなせた。
 今度は打撃だ。鈴木投手も今日は若干コントロールに苦しんでいる。いつもよりチャンスも多い。僕は第1打席が四球で、第2打席は無死満塁でまわってきた。スコアは0-4で負けている。何としても1点を返したい場面だ。初球を狙いにいった。詰まらされはしたが、投球を呼び込んで打とうと思っていたから、イメージとさほどズレはない。しかし打球は味方の一塁ベンチに飛び込むファール。ライナーという点は良かったが、フェアグラウンドに入れなくては。その後は粘り、カウント3-1。満塁だから一球待つ手もある。しかしコントロールの良い鈴木投手である。きちんとストライクを投げてくるだろう。四球狙いは弱気すぎる。チームメイトからの声も飛んだ。「振っていけ!」――僕の気持ちも同じだった。ボールに負けずに振り切ろう。そして振った。結果は平凡なピッチャーフライ。実力の差が出た。せめて内野ゴロ、フライなら外野まで飛ばさなくては……。ただアウトをひとつ献上しただけではダメだ。攻撃の流れを断ち切らないことが大事なのに。幸い、次の打者リンタロー君がヒットを放ち、2点を返せた。
 試合結果は3-4。よく追い上げたが、あと1点足りなかった。大事な試合を落としたことになる。残念だ。

 今年の僕はいつものシーズンに比べ、打撃の調子が良い。特に公式戦での打率がけっこう良くて、自分でも驚いている。そう、確信が持てないままの結果なのだ。つまり、自主トレをきちんとこなして、その結果として成績が出ているのなら納得できるし、満足感もある。しかし今年は仕事も忙しく、自主トレに割ける時間が圧倒的に不足している。だから今年の僕は自信の基になるものが曖昧なまま野球をしていることになる。この状態はどうにも気持ち悪い。リーグ戦は残すところ、あと1試合。少なくともそれまでには、もっと練習量を増やしたい。そして、やるべきことはやったという気持ちで、ポジションにつき、打席に入りたい。

 今日の試合、「NINE YELLS」の夏苅君と再会した。前回、ブログで紹介した、あの選手だ。彼は貴重なヒットを2本放ち、チームの勝利に貢献。彼がファーストベース上に来た時、言葉を交わした。「やっぱり練習してる?」という僕の問いに、彼は「はい、素振りしてますから」と間髪いれずに返してくれた。目標に向け、ちゃんと過程を踏んでいる選手に、野球の神様は微笑む。彼のヒットは必然なんだなと思った。その口調に、謙虚ながらも自信を感じた。僕が求めているものを彼は体現している。
 僕も負けてはいられない。「Crazy9」のプレーオフ進出に望みをかけながら、少しでも力になれるように努力しよう。いつもチームメイトに支えられている背番号6。たとえ微力でも、白球に対してまっすぐに、目と体を向けていきたいと思う。
 今年のシーズンスタートは、一昨年や昨年と感じが違う。それは冬場の自主トレの量だ。ここ数年、僕は前年に認識した課題を重点的に鍛え、少しでも技術向上につなげていくことを考えてきた。それは今年もまったく変わらず、毎日でも自主トレしたい気持ちだ。しかし昨年末から仕事が特に忙しくなってしまい、ここ数ヵ月は睡眠以外ほぼ仕事の毎日。睡眠時間の確保すら危うい。こんな状況だから、満足のいく練習ができていない。例年になく不安を抱えてのシーズンインである。

 それでも2月中旬のチーム初練習は、冬場とは思えないほどの野球日和で、野球ができる幸せを感じるスタートとなった。二子玉川のグラウンドで芝生に寝転び、雲ひとつない空を眺めると、青空が円形に見え、まるで大きな野球のボールのように思える。チームメイトとも久しぶりに再会し、今年も頑張るぞ!という気持ちになれた。

 先週は大蔵リーグの聖地「大蔵球場」で、メンバーもほぼ揃った状態の全体練習。この日は寒かったが、いよいよシーズンが本格的に始まる感覚が体に染み込んでゆく。

 そして迎えた3月6日、Crazy9の今シーズン初試合である。その相手はなんとナインエールズ。大蔵リーグ、前年の覇者であり、チーム一丸で野球に取り組む姿勢が徹底された強豪だ。

 僕は8番ファーストで出場。
 ファーストは、守ってみると、とっても難しいポジションで、特にランナーが出た時は同時にいろいろなことを考えなくてはならない。牽制球への準備、バントシフト、ベースカバー、そしてハーフバウンドの送球を逸らさずキャッチする技術……僕は逆シングルでショートバウンドを確実に捕る技術を身につけるべく、ここ数年、地道な反復練習を自らに課している。それにより、グラブの角度、キャッチする位置とタイミングを、自分なりに見出すことができるようになった。ただ練習ではできても、試合はまた違う。本当なら試合と練習の感覚的な差をなくさなければならないのに、やはり本番の緊張感が筋肉を硬直させ、ミスを誘発してしまう。
 ファーストは内野の防波堤となるポジションである。セカンド、サード、ショートがきちんとボールを捌いてくれても、僕が送球をキャッチしないかぎり、アウトとはならない。責任感が重要なポジションだ。それと同時に責任というプレッシャーに負けてはならない守備位置でもある。
 やりがいのあるポジションだと思う。

 そしてもうひとつ、意外な発見があった。それは相手チームとの接点が多いのもファーストなのである。打者はまずファーストを送球より速く駆け抜けなければ、次の塁へは進めない。出塁した選手は必ず、一塁がベース(拠点)となる。
 僕はクリーンヒットを放った選手が一塁に来ると、できるだけ「ナイスヒット」と声をかけるようにしている。試合上は敵味方だが、もっと広い意味で言えば、同じ白球を追う仲間である。チームメイトへの信頼と同じように、僕は相手チームにも常に敬意を持っている。特にマナーのいいチームや選手には、その素晴らしい点を素直に褒めたい気持ちになる。

 今日の試合で、ひとつ嬉しい出来事があった。
 ナインエールズの背番号0・夏苅選手が今シーズン初打席でヒットを放ち、ファーストベース上に立った。その時、彼のほうから話しかけてきてくれたのである。

「横井さんのブログ読んでますよ」

 その一言に驚くとともに、すぐに嬉しい気持ちになった。
 “背番号6の野球道”を、“背番号0の野球道”を志す若き選手が見ていてくれたのだ。そこにチームの垣根など存在しない。……あるのは「野球」という共通項目だけだ。
 背番号0の発した声によって、背番号6の背中は春風のなか微笑んだ。

 明け方には雨が残っていたこの日、試合ではすっかり野球日和になっていた。