2024年の草野球シーズンが始まりました⚾️
南海ハーツ12年目、監督2年目となります。
51歳の現在も野球を続けられていることに感謝。
ハーツのチームメイト、あしたばさんやシゲルさんなどGリーグの各チーム、Crazy9、YBC-67さんにもありがとう。
200%の力が出せるように頑張ります!
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小島なおさんの第三歌集『展開図』の中に、
点字に知るこの世もあって指先の六つの点が雪と教わる
という歌がある。
直感的に、雪の六花の形状(六角形の結晶)から来ているのだと思い、なんと美しい!と思ったのだが、よくよく考えてみると、点字には横3行、縦2列……3×2=6個の点(場所)があり、凸点の数と配置によって、五十音が定義されている。だから点字は一つひとつの文字基準が“六つの点”なのである。
早とちりをするところだった。では「指先の六つの点が雪と教わる」とはどういうことなのか。「ゆ」「き」を調べてみると、それぞれ凸点が3つずつ。3+3=6だった。もしかすると、この数字を指しているのかもしれない。
小島なおさんは好きな歌人だ。というより、小島さんがテレビで短歌の魅力をわかりやすく伝えている場面を偶然目にしてから、短歌に親しみを覚えるようになった。ありがたい存在。実は私の母方の祖父も短歌を詠んでいたそうだ。幼少時代には知らなかった。
小島なおさんの『展開図』はタイトルから数学も連想させる。数学好きの私にとっても馴染みやすい。そこで“六つの点”と出てきたものだから、そくざに“雪の結晶”を思い浮かべてしまった。
私の小説『六香物語詩曲』は、六花書林さんから出版していただいた。タイトルの六香と六花の響きが似ている点にも不思議な縁を感じる。
草野球で背番号6の自分にとって、6は好きすぎる数字。少年野球で初めてもらった番号だ。以来、6を背負い続けることがモチベーションになっている。
人と人との縁もあれば、数字との縁もある。
春の朝 季節はずれの六つの点 雪の結晶 瞼の奥に積もる
2022年も草野球チーム・南海HEARTS(毎週土曜日に活動)のシーズンが始まった。気づけば入団10年目に突入だ。そして今年は小学生時代から応援している中日ドラゴンズに立浪新監督が就任し、開幕時こそ苦戦したものの、その後ねばり強い闘いぶりで、順位も徐々に上げてきた。今季はとても楽しみである。
最近は平日の火曜日はほとんど仕事であまり参加できていないが、東京Crazy9も岡崎監督を中心にがんばってくれている。
土曜も火曜も自分のチームだけでなく、対戦チームとも野球の輪が広がっていく。
土曜のGリーグで試合を重ねているあしたばさんとはかなり仲良しだし、ゴールデン街の小鳥で偶然隣り合わせたところから交流が始まったYBC-67さんとも太いご縁ができた(日曜日など)。大島さんにはいつも感謝である。
まさに野球三昧。この生活ができているのも日本が平和だからこそ。当たり前だけど、当然と思っちゃいけない。日本だけでなく、世界全体、地球丸ごと長閑な珠⚾であってほしい。
7月2日の南海Heartsの試合で、目というより耳の印象に残ったのは、ファーストI本さんの“声”です。特にランナーを背負った時など、声を張って内野陣に指示を出し、M尾投手を鼓舞し、勝利への気持ちがチーム全体を盛り上げ、大きな力になりました。
そうそう、声といえば思い出すのは、東京Crazy9に入団した頃。当時の僕は、打撃も守備も三流で、なかなかチームに貢献できない自分を歯痒く(そしてメンバーに申し訳なく)思っていました。それと同時に選手としての危機感も……。そんな気持ちで迎えたある夏の試合、僕はひとつの誓いを立てました。攻走守の技術的なことではなく、ただひたすらに声を出しつづけようと。試合の最初から最後まで、誰より大きな声を……。そうしたら、不思議と打席で結果が出て、ボテボテの内野安打を含む人生初の猛打賞。この時、急に視野が開けた気がして、練習に打ち込む日々のきっかけになりました。
そんな草野球の原点を思い出させてくれたI本さんの声を喩えるなら、内野の硬さを堅さに変えるダイヤモンドボイス。野球では、“内野”をその形状から別名“ダイヤモンド”と呼びます。それは形だけではなく、内野陣の結束の固さ、そして選手の輝きを表しているのかもしれません。
HeartsとCrazy9のメンバー、一人ひとりの声を耳の奥に残しつつ、久しぶりの帰省で岐阜へ向かった土曜の夜でした。
今年はこれまでで最も充実した野球生活だった気がします。
所属する南海Hearts(土曜)と東京Crazy9(火曜)で、MVPをダブル受賞することができました。
入団3年目となった南海Heartsでは、正月にある誓いを立てました。1年目はルーキーとして可愛がっていただき、2年目は指の骨折でフル出場を逃したので、3年目こそ全試合出場、そして成績面でもきちんとした数字を残したいと。勝負強い打撃を目標に、自らプレッシャーをかけ、そういう場面でどれだけ打てるか……。こうして一打席ずつ積み重ね、シーズン途中からは四番も打たせていただき、その結果は自分でも信じられないくらい素晴らしいものになりました。チームは所属するGリーグで4連覇を達成し、選手間投票でMVPに選ばれ、本当に嬉しかったです。
【南海Hearts】
☆MVP (初)
・首位打者 .417(初)
・打点王 27点(初)
・最多安打 35本(2年連続2度目)

入団8年目の東京Crazy9では、野球を通じて火曜日がみんなにとって楽しい時間になるよう、岡崎遼監督とともに、毎試合のメンバー集め、球場確保、審判依頼を含め、一年闘い抜くことを考えながらのシーズンでした。野球の成績面では、僕は大した結果を残せませんでしたが、納会のときに監督が僕をMVPに選んでくれました。全く予想していなかったので、とても驚くと同時に感動しました。チーム運営への貢献に対する評価だと感じています。ありがとうございます。
【東京Crazy9】
☆MVP (初)

このようなシーズンを送れたのも、野球を続けてきたからこそだと思います。よき草野球仲間に恵まれ、幸せです。
来季、南海Heartsは5連覇に向けて、東京Crazy9は大蔵リーグ二部の優勝に向けて、一歩一歩進んでいきます。両チームに少しでも貢献できるように、またゼロからスタートの気持ちで始動していきたいと思います。一年間、ありがとうございました。
横井 聡 背番号6


