ベランダで洗濯物を取り込んでいたら

赤とんぼが一匹。

そよそよ…


友好的スタンスを示して しばらく静かにしていると

私の鼻先30センチほどを 右に左に

滞空しながら そよそよ…


赤とんぼって こんな小柄だったっけ?🙄

赤色もほんのり だから

まだ若いのかも…


人懐っこく 飛び去ろうとしないので

調子に乗った私は

彼の眼の前で 人差し指をくるくる🌀。

(急に眼を回して落ちたらどうしよ…!)

と言う心配もよそに


私の眼を覗き込むように 平気で滞空しているのでした。




最近、心に留まった詩をひとつ。



「人間なんてさみしいね」

  

            やなせたかし


心と心がふれあって

なんにもいわずにわかること

ただそれだけのよろこびが

人生至上の幸福さ

たったひとりで生まれてきて

たったひとりで死んでいく

人間なんてさみしいね

人間なんておかしいね




孤独で 寂しい詩なのかもですが


私には 万物が生かされている自然の摂理、

愛と勇気、明日への希望を思い出させてくれるのです。