
「身体は 毎日違う。
今日の身体を感じなさい。」
昔からの バレエ恩師の言葉です。
脳天から爪の先まで
微細な筋肉に全神経を巡らせ
しなやかにコントロールするクラシックバレエ。
毎日同じメソッドを繰り返す
日常基礎レッスンでも
その日その日で、身体の状態、感覚は変わる。
昨日、あんなに調子良かったのに…
あの感覚は いったい何処へ??
なんてこと 現役時代もよくあったものですが
時を経て、
「怪我と故障のデパート」と言われるこの頃は
今日腰は大丈夫みたいだけど、右股関節に違和感が…🙄 とか
日替わりで不調は常に有り
好ましい微妙な感覚は消えたり現れたり。
調子良く踊れる日なんて年に何回あるか知らん⁇
な感じです。
レッスンする日もしない日も
バレエ用ストレッチを毎日していても
柔軟性を保つことは年々難しくなってるし、
筋力なんて坂を転がるように落ちて行く…
調子に乗ってがんばり過ぎても
軽くなり過ぎても重くなり過ぎても、直ぐ故障に至ります。
老化、劣化と共存しながらのバレエは
回復のインターバル込みのレッスンスケジュールが必須で、
スタジオへ行って受けるレッスンの前と後の
身体をどう整えられるか❓
コチラが肝と言っても過言でありません。😏
スタジオレッスン中は
バレエ特有の足指、足裏、内くるぶし、膝裏
内もも、坐骨、大転子、大腰筋、腹横筋、脇…
なんて
挙げ出したらキリが無い独特で繊細な感覚
に集中し、丁寧に探りながら
その都度、講師から受講者全体に与えられる課題と、自分だけの課題両方に注力しなければならず
脳もフル回転なので
終了後は精魂尽き果て疲労困憊です。
年々、コントロール不能領域が増えて行く身体
痛みと苦労を引き換えに
少しずつ増えて行く知識、経験
それらに折り合い付けながら
ゴールの無い 自分の目指したいバレエに
わずかでも、後退しながらでも、何かをつかみ
近づきたい
と、
日々、懲りる事なく過ごしている私。
なんと言うか・・
ま、コレが好きなのだから
しょーがない。
ソレが出来得るこの環境に感謝です。☺️
やればやるほど 奥深いクラシックバレエ。
「今日の身体を感じる」
分かったつもりで長いこと来ていましたが…
最近、パワーや勢いを諦めざるを得なくなって
残存する能力を探しているうちに
これまでとは違う
「今日の身体を感じる」神経回路が
また 新たに出来て来て
こんな感覚の事だったのか⁈ 🙄
と 今更、自分の未熟さを思い知りました。
随分遅くなったけど、今、知れてよかったな
ねばっていると
こんな嬉しいご褒美もあるのです。
真面目過ぎ、頑張り過ぎ、頑な過ぎ 、不器用過ぎ、忍耐力強過ぎ… の私の人生では
要領悪い遠回りや、抜け出せない五里霧中迷子も多々あり、我ながら呆れたりもしていましたが
ここに来て
見つけたかった方向性、目的地が
ようやく現れて来てくれた感
があります。
極楽ひとり暮らし
8年目。
役割から解放された自分で
シンプルに感じることができるようになったからかな。
きょうの空を見上げるように
きょうの自分を
楽しみながら 感じてあげなくちゃね。















