初夏が好き。
新緑の香りが好きです。
樹木が出すフィトンチッド
の香りに
癒されるから…かも知れません。
フィトンチッドとは 植物が自らを有害な虫や細菌から守るために出す揮発性物質の総称。
あの 森林浴の香りです。
気温が高くなる5月から沢山放出されるようになるのです。
人への効用は…
・脳の活動を鎮静化し、副交感神経を優位にして心身ををリラックスさせ、ストレスを軽減する
・血圧や心拍数を低下させ心臓の負担を軽減する。
・更年期障害や不安障害、抑うつ症状を緩和する
・免疫機能を向上させガン細胞を抑制する
(濃度、温度、湿度など最適な環境下で認められた効果です)
などなど様々あり、森林セラピー先進国のドイツではマイナスイオンとフィトンチッド効果を併用した医療行為が保険適用されているそう。🙄
日本でもこの効用をメンタルヘルスや病気の予防に役立てようと研究が進んでいます。
既に除菌、消臭効果を応用した消臭剤、ハーブティー、入浴剤、化粧品、壁紙、住宅建材など多くの身近な製品にも取り入れられていますよ。
新緑の初々しい色や、香り、葉の音、清々しい外気が肌に触れる感触を楽しみながら お気に入りの場所で、初夏のひとときを過ごしてみてはいかがですか?
何処からか… 私の好きなジャスミンの香りが
風にのって 微かに漂って来る…🙄
と、鼻を頼りに歩いて行くと
見つけました。
シルクジャスミン かな?
初夏らしい爽やかな甘い香り
こんな素敵な香りを楽しんだり、フィトンチッドの効用を取り入れたりするだけでなく
私達が無意識に1日約2万回も行っている「呼吸」は生命の維持にはもちろん、その質が心身の好不調に大きく関わっています。
呼吸と言えば肺の自発的収縮によって行われている様に思われがちですが、実は肺は自ら動けません!
肺を囲む肋骨で覆われた部屋「胸郭」に関わる「呼吸筋」と呼ばれる沢山の筋肉が胸郭を動かし肺を収縮させ呼吸が行われているのです。
ですから、呼吸筋の柔軟性が呼吸の質にダイレクトに影響します。
しかし、パソコン、スマホ、家事、私達の全ての生活習慣は前屈みの姿勢で行われるため、脊椎は前弯し、肩甲骨は左右に広がって前方に寄り、肩も前面に巻き込まれた状態で呼吸筋が凝り固まった姿勢で固定されている方が殆どです。
そうなると本来360°全方向に樽が膨らむ様に動くべき「胸郭」の動きが小さく制限され、特に背面側に殆ど膨らめなくなるため、呼吸は浅くなって肺内空気の入れ替えが十分出来ず新鮮な空気を身体に取り込めなくなる悪循環が続くのです。
おそらく無自覚のまま何年、何十年もそんな質の呼吸がデフォルトになっていて、この先年齢と共にますます筋肉硬化と姿勢の悪化は進んでしまうため、呼吸の質は残念ながら低下の一途を辿ることは明らかです…🥲
また前置きがこんなに長くなってしまいました…
5月のボディコンディショニング講座では
私達が気付かぬうちにQOLに大きな影響を受けている「呼吸」💓の質を上げるために
脊椎、肩甲骨、肩周りの細かな呼吸筋の柔軟性を高めながら正しくポジショニング出来るよう導き、頭、胸郭、骨盤、足裏までの骨格の正しいアライメントを記憶出来るようなインナーマッスルのトレーニングを予定しています。
5/31(土) 13:45〜15:15
studio BAILA下北沢 にて
詳細はメッセージボードをご覧下さいね。
では スタジオでお待ちしております。

