世界卓球選手権団体戦🏓が韓国釜山で、パリ🇫🇷オリンピッ出場権をかけて開催されていました。
日本は男女とも出場権を手に入れ、女子団体は絶対王者中国🇨🇳と激闘を繰り広げ、惜しくも銀メダル🥈でしたが、歴史上一番中国に肉薄した!と選手自身が実感できた価値ある大会だったようです。
私は卓球素人で恥ずかしながらルールもろくに知りませんが…
普段、鍼、マッサージ治療で定期的にお世話になっているベテラントレーナーさんが女子チームに帯同されていたので、今回は注目していました。
スポーツハイライト報道をしっかり観てたってくらいなんですが…😅
初めて卓球選手の動きをじっくり観て、肩、肘、手首関節の可動域、コントロール力に驚愕
(バレエ初見の方がバレリーナの爪先と股関節の動きに驚かれるのと同じなんだと思いますが)
来た球に全身を瞬時に反応させ、相手の動きを読んで狙ったポイントに打ち返す!の高速繰り返し・・・😵💫
目視不可能でしたが、手指なんかは恐しく超緻密なセンサーが内蔵されているんだろうなぁ。
強靭なメンタルはもちろん、高速回転する頭脳🧠が何より必要なのかも知れません。
そんな選手達をバックアップすべく帯同されていたトレーナーさん。
この方、技術、脳力はもちろん、筋繊維や神経を捕える指先のミクロの感覚と、全身のあらゆる流れや繋がりをマルっと感覚的にキャッチする能力(時折、6番目の感覚の持ち主か⁈と思ってしまうほど🙄)を持ち合わせる凄腕です。
トップアスリートから私のようなポンコツ愛好家、リウマチ患者さんや、80代のお婆ちゃま、
様々な方に親身に向き合い、ご自身の技術と経験、全ての能力を注ぎ、穏やかに熱く患者を受け止める自然体の包容力を備えたお人柄。天性のトレーナーさんです。
今回全日本女子チームに帯同したのも、選手間、チーム内の精神的潤滑油を担う役割もあったみたい。3週間と言う限られた期間でも、心身共のケアでバックアップ出来る実力を協会から認められた故なのでしょうね。
私が固定手術必須の重度腰椎分離滑り脊柱管狭窄症を持ったまま、6年も肉体改造だけで好きなバレエを続けていられるのは、2年前にこのトレーナーさんに巡り合ったおかげだと思っています。
この2年間も山あり谷あり、「もー今度こそ駄目かも…」と言う局面を何度も救われて来ましたから。🥲
一昨日も早速、3週間ぶりに施術を受けながら、選手達の明晰な頭脳、メンタルについて、様々な種目のトップアスリートを間近に感じて来たトレーナーならではの視点で、興味深いお土産裏話を聞かせて頂きました。
心と身体はひと繋がりと言いますが、やはりどんなスポーツも超一流は超一流の頭脳🧠なんですね。
野球だって、バレエだってそう。
仕事だって、なんだって、人生だって脳次第なんだろうなと思います。
ピラティスの原点、「コントロロジー」(コントロール学)も自分の脳を使って操作し、制御すること。
日々、自分の身体、動きに意識を行き渡らせ、意思を持って行おうとすることを大切にしています。
アスリートが体幹強化目的でピラティスを導入する例も珍しく無くなって来ましたが、
そこからコントロロジーの重要性に気付き、学びを深め、一皮も二皮も進化する方々が多くいらっしゃる事を嬉しく思っています。
脳🧠と身体の繋がり、そのコントロールを学び、身に付ける事はアスリートやダンサーだけでなく、一般生活者にとっても、今の可能性のステージを一つ上げる事に繋がる事を知って頂きたいなぁ。
あ、またちょっと話がズレてしまいました。😅
このトレーナーさん、
身体の治療だけでなく、定期的に施術を受ける事で、私が目指すパフォーマンスの為に使いたい筋肉、関節をその局部だけでなく(局部を殆ど触らない事も!)、関連する遠い部分から時間を重ねてほぐしたり可動域を出したり、私の壊れ具合や特性に応じた全身のバランスを考慮して、動きやすいように調整してくれる技術が凄いんです。
セルフケアも指導して下さいますが、施術中、私も彼の指先に神経を全集中させ、自覚出来ていない自分の身体の声をキャッチし自宅で復習し、
セルフケアに➕αしています。
トレーナーさん曰く
「気持ち良くて施術中ウトウトされる患者さんも多い中、Naoさんは施術を受ける達人。身体の感度、再現力が凄い!」と
そうやって褒めて伸ばして下さった結果、
何十年も前の現役時代のマニアックな感覚が甦えるというご褒美が降りて来ました。
その感覚を維持するのは至難の業ですが、消えてもまた思い出せるよう試行錯誤しながら、日々身体に向き合い続けられる様に持って行って下さるのも彼の才能なのだと思っています。
心身の奥深いお話をマニアックにでき、新たな知識や視点、モチベーションを与えて下さるトレーナーさん。
私にとっては有難い温和なウルトラマンなのです。😊
安心して下さい。ウルトラマンからの教えはしっかり私の講座に活かしていますよ。