お久しぶりでございます。

新しい年が始まり
先日また誕生日を迎えました…。

この一年は
自分の中の色んな縛りを解こうと心に留めて過ごしてきました。

そして辿り着いたキーワードが
「恐怖回避思考」。

きっかけはNHKの医療番組の「腰痛の最新治療法」。

これまで、慢性的な腰痛で、椎間板ヘルニア、脊椎滑り症、等のように原因のはっきりする腰痛は全体の20%ほどで、残り80%は原因不明で、ストレス等の心因が関係するとされていました。

今回、この心因性の腰痛が脳の「恐怖回避思考」に関係することが解明されたのです。

その思考の生む負の連鎖を正しく理解し、急性期を過ぎたら、大事にし過ぎず、姿勢矯正の簡単なエクササイズ(マッケンジー体操)を継続することで改善の効果をあげているそうです。

恐怖回避思考の負の連鎖とは…

悪い姿勢や腰に負担をかける動作等で腰の筋肉に炎症が起き、痛みを感じると、その急性期の痛みが消えるまで治療しつつ安静にします。

ここからが大切。

一旦治癒しても、姿勢や動作を改善しない限り、腰痛は繰り返しやって来ます。
それを繰り返すうち、また痛い目に会わないように脳が腰をかばい、腰周辺の筋肉にストップをかけたまま、他の筋肉を使って動くシステムを作ってしまいます。

痛みと言う恐怖を回避する動作のシステムです。

ごく当たり前の防衛反応ですが、いつの間にか習慣化され、腰周辺の筋肉がだんだん硬くこわばり、血流が悪化。関節の可動域も減少し、ますます動き辛くなります。
そうなると、歩幅が狭くなる等、身体全体の動きも小さくなり、全身の血流、代謝も低下していき、故障しやすく治癒しにくい身体、老化に繋がっていくのです…。

中には、大きな箱を腰に負担のかかる体勢で持ち上げようとする絵を見ただけで、あるいは腰痛を想像しただけで痛みを感じてしまう脳まで出来てしまうそうです。

「痛み」は実際の身体の損傷だけでなく、記憶が生み出すものなのですね。

この恐怖回避思考の負の連鎖は腰痛に限らす、他の部位の損傷、痛みに当てはまると思います。

私たちの日常の動作や行動をコントロールしている脳ですが、常にその指令を鵜呑みにしていてはいけない…。疑ってかかることも大事。逆に脳を操ることが出来れば、もっと自分の可能性を広げられるのでは…?

あ—、ここまで長くなってしまいました…。

皆さんに下手な文章に長々お付き合い頂くのも気の毒だし、
私も少々疲れてきたので…
この恐怖回避思考が今年の私に関連していくお話は、ちょっと休憩してから…次回にさせていただく事にします。

今年は「無理しない」もキーワードなので。

と言うことで…つづく