東京は過酷な暑さが続きます…。
「熱中症予防のため不要な外出は避けましょう」
気象予報士の警告するなか、
レッスンに出て来てくださるメンバーの皆さまには感謝です。
ちょっと外出するだけで汗か吹き出て、
普段の何倍もエネルギーを消耗する感じ。
クーラーの効いた電車に乗るとホッと一息…
そのままウトウト…
そんな方を良く見かけます。
お疲れなんですね。
その気持ち良くわかります。
でもね…座席に浅く腰掛けて
意識が薄れてくると、膝が開いてきます。
背中と背もたれの隙間が広くなると、
アゴが上がり、口が開いてきます…。
一人で二人分の席のスペース取っていても気づかず、
少し詰めれば他の方も座れることにも気づかず、
突き出した膝が前に立っている方を窮屈にさせていることにも気づかず…
そんなお姿の方、いらっしゃるでしょ。
目覚めた時、恥ずかしいだろうなぁ…
と心配してしまうほど
無惨なお姿。
眠ってなくても、スマホに集中するあまり、それに近い姿勢の方は結構いらっしゃいます。
普通に座っていらっしゃる方も、膝下のポジョニングは個性がでます。
足を揃えていても膝が開いしまう。
膝が揃っていても膝下が開き、足が内向き。
左右非対称で無防備…。
など、
でも時々いらっしゃいます。
膝、ふくらはぎ、足首を自然に揃えた
美しい膝下の女性。
真っ直ぐな美脚の持ち主が多いのですが、
同姓でも、ついつい、うっとり見とれてしまいます。
そんな方はきちんと深く腰掛け、背骨も真っ直ぐ伸ばされています。
恵まれた骨格の持ち主だから
正しく美しい姿勢をとりやすいと言うことはあります。
でも正しく座っているから、
重力が偏らず、股関節内や脚の血行が良くなり、ムクミの無い筋肉が正しく付き、美しくなる…！
と言うことも大きいと思います。
そして、ご自身の座る姿の美しさを自覚していらっしゃる…ことも大きい。
美しい方は更に美しく！
そうでない方はそれなりに…です。
身体のポジョニングは良くも悪くも、その方の身体のラインを変えます。
特に恵まれた骨格でなくても、筋肉の着き方で身体のラインは変わるのです。
長い時間かければかけるほど、その差は顕著になります。
公共の場でのマナーを守り、周囲も自分も気分良く快適に居ることは
大人の常識です。
でも、お行儀よく座る事は、
自分の身体を快適に美しく作り上げるメソッドでもあるのです。
「マナーは他人(ヒト)のためならず」
ですね。
私みたいなヒトウォッチング好きは、結構存在します。
あなたのお姿、見られてるかも…！
