私のレッスンの中で最後の有酸素運動TIMEに時々取り入れる 女優ウォーキング が好評です。
ウォーキングはとても奥深いジャンルで
ウォーキング専門の教室でもマスターするには時間がかかるものです。
なので私のレッスンではポイントを簡単にギュギュっと凝縮してお伝えしています。
ウォーキングは大きく二つに分けて、モデルやミスコンのランウェイをかっこよく歩く 魅せる ウォーキングと、
ジョギングのように健康やダイエットのための
エクササイズとしてのウォーキングがあります。
モデルウォークはつま先を外に向けて一直線上を
歩くため腰、膝、足首 がねじれ、残念ながら身体にはよくありません。
女性らしくて素敵だけどね・・・・。
ハイヒール履いて、魅せたい場面で、短時間、使い分けるのはOKです。
普段、私たちは 一日何千回と「歩く」動作 を繰り返しています。
しかし、残念ながら 正しい姿勢、フォームで歩いている方は
殆どいらっしゃいません・・・。
加齢に伴い、前かがみで、膝は曲がったまま、歩幅は狭く、すり足になるケースが
多くあります。
そうなると、ますます偏った筋肉しか使われず、関節の可動域も減り、関節痛が
出たり、つまずきやすくなったりして歩くことが億劫になる悪循環に陥ってしまいます。
正しいウォーキングは全身を使う 優れた有酸素運動です。
脂肪燃焼はもちろん、 心肺機能を高めたり、
インナーマッスルを含め あらゆる筋肉を使い 正しい姿勢をキープしたり、
お腹、お尻、足首 を引き締めることもできます。
また 血液循環 が良くなり、お肌の新陳代謝 も高まりますし
このような リズミカルな規則正しい運動は、認知症 や うつ病 などの 脳疾患の予防、
改善に有効であることも認められています。
ジョギングとは違って身体が宙に浮くことがないため 関節に大きな衝撃を与える
ことなく、適度な圧力を骨に加え続けられることで
骨の形成が促され、 閉経後の女性 にとって心配な 骨密度の急激な減少 を
抑えることができるのです。
こんなに イイコト ずくめのウォーキング、お勧めしないわけにはいきません。
そこで私がスタジオで行っているのが
女優ウォーキング です。
エクササイズとしての正しいフォームでの歩き方に
見られて美しくなる 女優エッセンス
をプラスしたもの。
M.モンローではなく、O.ヘップバーンのイメージ。
少々古いですが・・・
この際、自意識過剰になっていただき、
「私は、いつも、どこにいても、注目の的・・・!
あらゆる人の視線が注がれる・・・・。
遠くからこちらに向かってくる人、通り過ぎる人、横顔も、後姿も・・・・。」
と、妄想をめぐらしながら、歩いていただくのです!
のびやかな背筋、 軽やかな脚さばき、 美しいデコルテの意識 を
忘れず、エレガント に 颯爽 と 歩いて頂きます。
最初はみなさんどなたも、恥ずかしがられますが
「女性は誰でも、生まれながらにして女優!
」
すぐに なりきって楽しむことをマスターされ
それを続ける事で 現実に美しく歩ける ようになることを
体感 されるようになります。
周囲から、歩き姿を褒められた方、
歩くことが楽しくなり苦にならなくなった方、
ウォーキングが習慣になり、シェイプアップに成功された方
など、嬉しい笑顔のご報告をたくさんいただいています。
街で「私は女優・・・・。女優・・・。」
とつぶやきながら歩いていらっしゃるレディとすれ違われたら
私の生徒さんと思ってください。
では、女優ウォーキングのポイントについては次回お話します。
