作家・漫画家の皆さんはドラマ化や映画化を拒否すべきと思う | アズーロのブログ

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このところ毎日のように報道されている

芦原妃名子さんの事件。


テレビ局というのは人を死に追いやって

まで視聴率を取りたいのだろうか、と

嘆かわしい気持ちになります。


ベストセラー小説や人気の漫画を原作に

したTVドラマの制作が発表されるたび、

(またかよ)

と思うのは、僕だけではないと思います。


多くの人がコメントしているように、ゼロ

から作り上げた作品を、話題作りや視聴率

稼ぎのためにストーリーをねじ曲げたり、

原作とはまったくイメージの違う役者を

キャスティングしたり、ありもしないラブ

シーンや露出シーンをつっこんだり。


最も大変な《創作》という作業をサボって

すでに人気のある作品に安易に飛びつき、

人気ドラマを制作した気になっているTV

局の制作部門の人々は、自らの怠慢と

楽して稼ごうとする卑しさが1人の才能ある

漫画家を死に追い込んだことがわかって

いるのでしょうか。


僕は好きな作家の小説を原作とした映画や

TVドラマは見ないことにしています。

宣伝で配役を知ると、そのほとんどが脳内

で作られた登場人物のイメージに合わない

し、読めば3日以上かかる小説を2時間前後

の映画やぶつ切りの連続ドラマにすれば

どれだけ味気ない仕上がりになるかは明白。

わざわざ、ガッカリするのに時間を使う

必要はありませんから。


作家や漫画家の皆さん。

身を削る思いで生み出した作品を、金儲け

に血道をあげる映画屋やテレビ屋に安易に

売り渡すのはやめるべきです。

映像化などされなくても、あなた方の

ファンはしっかりあなた方を支えます。


最後に、


無念の思いで世を去った芦原さんと、

これからの芦原さんの作品を楽しみに

していたファンの皆さんの悔しさに

心から哀悼の意を表します。


合掌。