30分ほど前に 「たゆたえども沈まず」を
読み終えました。
フランス芸術アカデミーに属する画家の
作品全盛の19世紀末、パリで奮闘する
日本人画商の林忠正、加納重吉の二人
と天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと
彼を支えた画商のテオとの交流を描いた
アート・フィクションは、ページをめくるほど
に先が気になる展開で、430ページにも
及ぶ長編を、気がつけば三日で読了。
久々のイッキ読みでした。
ゴッホの代表作は「ひまわり」だと思って
いた僕でしたが、この作品を読み終えた
今は晩年の名作「星月夜」こそ彼の代表
作と呼ぶにふさわしいと感じています。
現在、この作品が収蔵されているのは
ニューヨーク近代美術館。
いつか実物を見に行きたいですね。
この作品を読むきっかけをくれた芦田愛菜
さんにあらためて感謝です。
愛菜ちゃん、ありがと。