ボス・リズ:すんごい、いい人になってる・・・。 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

ボス・リズ、2週連続でめっちゃいい人。落ち着いてるし、発言も責任あるし、大ボス感あるし・・・。

 

 

 

ボス・リズと、半年に一度の査定があった。結論から言うと・・・。

 

 

「ええ・・・?もう、このままリズの配下でもいいんじゃないの・・・?」と思うぐらいの感じであった。

 

まぁ、前回の記事でも書いたと思うけれど。ストレス値がマックスになると、どうなるかわからん・・・という人なので、今後あの状態にならんとは限らん。やっぱり、早めに出たいけれど。アビのテレサさんの配下・・・にも、何の保証もなくて、納得がいかない。多分、アビは私が「ありがとう!アビ!感謝します!」として、すぐにテレサさんの配下に移動する事を望んでいたのかもしれないけれど。

 

そういう事ではないのである・・・。

 

なんだかこのまま、アビからのオファーは消え・・・いや、アビ自身も「Sangoがもう何も言ってこないなら、問題解決したのかな」と思って、話が立ち消えになりそうな気もする。もう、それならそれでいいかも・・・。あと1か月ほどで、おじい本部長の部署編成が変わるらしいからそれを待ってもいいし、その時期が来たらおばはん本部長に「リズとアビとも相談したけれど。やっぱり無理みたいで」と言いに行ってもいい・・・。

 

もう、潮時かも。

 

 

さて・・・査定の内容。「何言われた?!」と一瞬ドキドキする内容かと思うやん?いや・・・。もう、私のブログを数年読んでくれてる方は、このパターン「またかよ」って思うはず。

 

ジョージーも。ティファニーも。

 

あれだけ、私にキレたり、「あなたは私の期待には達してない」だの、「もうあなたには頼まないわ!」だの、しておいて。

 

私の評価を下げた事がない。

 

私を手放してもよいと思った事がない。

 

私に、建設的な批判ですらした事がない。

 

いい事しか言わない。

 

キモイ。

 

・・・アレです。

 

リズも、全く同じです。

 

 

 

私:えっとー。1年の初めに私とリズで立てた、私がすること・・・の目標と比べて、今期で私がやった事をパワポにまとめたんですが。そのシェアからでも構いませんか?

リズ: もちろんよ!

 

私: 今期はぱっとしない仕事ばかりですねー。組織運営のためのプロセスを構築・・・って言えばかっこいいんですが、基本のきをいろいろした感じです。なので、表舞台で何かをしたわけではなく、コツコツと、クローゼットとキャビネットと引き出しの中の整理整頓を終えて、キレイにし終えた・・・ってところでしょうか・・・。

 

 

そう。今期は、リズの状態がひどすぎた。ストレス値マックスだったリズは、まずは自分がコントロールできる引き出しの中の整理整頓から私にやらせた。完全に後回しでいいよね・・・業務的には・・・という内容だったけれど。ならば、いっそ、もはや「終活」ぐらいの勢いでやってやろう・・・と思って、ものすっごく丁寧に整理整頓してみたのである。

 

もう、本当に。フォルダーの中身のファイル名もバラバラだったのに、それこそ、ちまちま全部ファイル名を付けなおし、フォルダーも並べ替え、誰がどう見ても、必ず探し物は見つかるようにしてみた。

 

 

私:多分、誰も気が付かない仕事ですけれど・・・使い勝手は良くなっているはずです。後は、これも、実際に何の実績もないかもですけれど。月に2回の社員トレーニングは定着してきました。ゲストを読んでトレーニングをしてもらったり、チームの中からトレーニングをしたりして。Learning & Development が当たり前になって、定着してきた・・・とは思います。

 

私:あと、他には・・・かくかくしかじか・・・ですね。今期は本当に、地味な作業をコツコツと・・・でした。

 

リズ: ありがとう。あなたには、本当に感謝しかないわ。こういう事、私がやりたかった事を全部あなたはやってくれるわ。しかも、何もかも、私が期待していたクオリティーのはるかに上を行く状態で。

私: ・・・ありがとうございます。

 

リズ:例えば、あなたがどんどん新しいデジタルツールを入れ込んでくれる。正直、私はこういうのがすごく疎いから、抵抗感ある。でも、その分わかるわ。新しいツールを勉強して、それを実際の業務に落とし込むまで、いろんなツールをリサーチして、使ってみて、その上でここまで仕上げてきてる。毎日新しい事を吸収するのは難しい事。特に、新しいツールに関しては、尊敬でしかないわ。

 

私:ありがとうございます・・・。

 

ちなみに。私は、新しもの好きなので。速攻で「え?やりたい」と適当に触ってみて、「あ。こう使うんか!」と理解して、プロレベルではないけれど、そこそこ使いこなせたりするので、「苦労してる」とも「難しい」とも一切思ったことはない。けど、めっちゃ苦労して身に着けた・・・と思ってくれるのであれば、別に申し開きせんでもよいやろ・・・と黙っておいた。

 

 

リズ: それに、私の部下たちへの教育も。あなたが、あなたのやり方を、黙って貫いて、もくもくとこなすのを見て、だんだんチームも学んでいってくれてるわ。

 

私: あー、何度もしつこく「報連相!」「期日内に無理なら、それでもいいので。期日をX日伸ばして!と先に言うてくださいよ」「みなさーん?今ですよー?期日は無理って言うなら、今なんですよー」とか言うてますもんね・・・。最近、ようやく、半数ぐらいが「無理」って言えるようになりましたね。次は、「じゃあ、あと何日かな~」ですよね・・・。

 

リズ: 彼らも忙しいからね。彼らにとっては、あなたはもっと自分の都合に合わせてくれるべき・・・と言ってるけれど。あなたは、あなたの仕事をしてるだけだから。私はそれは、わかってるから、彼らのこのフィードバックは無視するわ。

私: ありがとうございます。

 

 

こういうところは、アビよりも、リズやおじい本部長のようなタイプの人の方がやりやすい。アビは、私に「もう少し、みんなの事を考えて、言い方を柔らかく」と2年ぐらい前に言うたけれど。おじい本部長は「君は君の仕事をしてる。君が強く言わないと、期日は守られないからね」と言うてくれていたので、あくまでも、みんなの意見と私の仕事を切り離してくれてるな・・・と感じた。アビは、周囲の評価に流れやすいのかもな・・・。

 

 

リズ: そういえば、アビとの話はどうなってるの?

 

 

あー。来た。この落ち着いた状態のリズであれば、話してもいいかも・・・?と思って、話してみた。前に、セシル本部長が言うてた。「リズは大概不機嫌だけど。たまーにいいときがあるから。そういう時を見計らないなさい。必要な事を常にメモに持っていて、『今だ!』って言うときに、言ってみなさい」と。これかな・・・?

 

 

私: あー。アビから、テレサ部長の配下で、アビがしてほしい仕事を書き出してくれて、すごくありがたいとおもったのですが ・・・。「やります!」とすぐには返事できませんでした。

 

 

で、仕事内容がそもそもSさんの役職がすべきもので、さらにテレサさんがその上司となったらその上司がすべきもので、それができてないからアビが私にしてほしい事・・・として私の仕事内容に書いているわけで・・・込み入っている・・・という事を伝えた。

 

 

私: 私とSさんとテレサさんの間で、何がどう違うのか、わからない上に。テレサさんは、部長で、その部長の彼女に任せた仕事を今度は私が・・・となると、ちょっと色々立場とか役職とかがクリアにならないと難しいかな・・・と。アビは、彼女の下で、アビと直接仕事をする・・・と言っていたのですが。そうなると、利益相反になるので、色々面倒で・・・。やっぱり、仕事をするのであれば、そのボスの下で・・・が一番シンプルでやりやすいはずなので。こういう懸念点がクリアにならないと、すぐにアビの話を受けるのは難しい・・・と返事しました。

 

リズ: それは、いつの話?

 

私: 先週です。

 

リズ: 私からアビに伝えてあるのは、どうか、どうか、あなたを私と私のチームから取り上げないで・・・って事よ!それだけはどうしてもやめて!と。

 

私: ・・・(ひぃ・・・)でも、そうなると、今の仕事の上に、アビの組織・・・となるので、ひとりで全部こなせる気がしません。Sさんが、私が今やってる仕事の半分ぐらいを受け取ってくれるのか・・・という話ですが、そもそも、Sさん、今の段階でもいっぱいいっぱいだと思うのです・・・これ以上、彼に仕事を追加するのは無理なのじゃないかな・・・とか。

 

私: で、これはここだけの話なんですけれど・・・テレサさんを上司とするのも、なんだか正直不安で・・・。多分、リズも覚えているかと思いますけれど、今年の初めに、プロセスAの提案したの覚えてます?先に、アビにもリズにもOKとって、二人とも「そうしましょう。テレサさんに提案しなさい」と言って、提案したら、テレサさん「アビが賛同しないって。アビの部下たちも賛同しないって」・・・という、すんごいびっくりする返事をくれたので・・・。

 

リズ: ああ。覚えているわ・・・。彼女、今何してるの?

私: ・・・謎です・・・。あっ、でも、業務Rの新しい人、雇いましたよね?でも、業務R自体、テレサさんは経験なしなので、どうやって管理していくのか・・・。

リズ: 他には?

私: ・・・謎です・・・。Sさんの上司って事は、CoSの仕事でしょうか。

リズ: ・・・CoSの仕事だけ?

私: 多分?でも、そのCoSの仕事もアビが思うようにはできてないって事ですよね・・・。

リズ: ・・・そうね。

 

私: 正直、不安です。そんなわけで、アビともう一回話す必要があると思います。あまりにも、いろんなことがボヤっとしすぎてて・・・。不安しかないです。

リズ: 私は、あなたが私の仕事をこのまま続けてくれさえすれば、それでいいけれど。でも、そうね、アビにもそれを話さなきゃ。

私: 私も、もう一度アビと話さないとな・・・と思っています(いぃぃぃーーーーやぁあああああーーー)。

 

 

やっぱりさぁ、テレサさんも「何してるのかわからない」人なんやん!!!!!!!!!!!

 

 

これ、フラグやねん。みんなが「XXさんって、何してる人?忙しそうにしてるけど」って、めっちゃフラグやねん。なんか、めっちゃてんてこまいな感じで、常にいっぱいいっぱいな感じで、でも、その割に、やってる仕事が見えない。この感じがある人は、大概、私が苦手なタイプやねん。

 

 

ジョージーもそうだった。めがね兄さんも、エキゾチックちゃんも、「ジョージーって結局、何してるの?」と言っていた。マリア部長もセシル本部長も「ティファニーって何で忙しいの?」って言っていた。1・2年前にちょっとだけいた、ラリーさん・・・彼も、アビに「こりゃあかん」と匙投げされて、おじいに左遷されてたけど。彼も、常に忙しい人で。でも、何をしてるのかさっぱりわからない人であった。

 

最低でも、リズは、何が忙しいのか、目に見えてわかるので。それだけでも、マシ・・・なのか・・・?

 

 

もう、人に話せば話すほど、テレサさんの配下に移動するメリットが何も出てこない。

 

 

今のところ、私の前ボスジェンが「テレサ?知ってるわよ!いい人よ!あなたもきっと好きだわ!」と言っていたのが唯一のポジティブなフィードバックだけれど。でも、ジェンは前に、ジョージーのボス・ベッカについても、「ベッカはすごくいい人よ。でも、彼女とは仕事はできない」って言っていた。このパターンもありうるからな・・・。

 

 

アビの見る目よりも、ジェンの見る目よりも、私は自分のカンをを信用した方がいい。

 

 

今までほぼ、100発100中で当てているのだから・・・。

 

 

さて。最後に最近覚えた言葉をひとつ・・・。

 

 

ジョージー、ティファニー、リズ・・・。この3人とも、私との距離感がおかしくなりすぎて。私に対してストレスをぶつけまくったり、それで私が思う通りに行かないと、無視したり、毎回嫌な事を言うたりするのに。絶対に、私を話したくない・・・という。

 

これは、「執着」だと思う。

 

英語だと、執着って普通に辞書で引くと、『obsession (オブセッション)』が出てきてしまう。でも、これ、どちらかというと、熱狂的に、とりつかれてる事・・・を指す。I am obsessed with him! (私、もう彼に夢中なの!)みたいな感じで、ちょっと狂った感じのポジティブさが伴うのだ。ハマってる・・・みたいな事かな。だから、私が表現したい、『執着』とは、ちょっとニュアンスが違うのだ。

 

最近、「こっちか」と思った単語が出てきた。『fixation (フィクセーション)』・・・もう、これほどぴったりくるものがあるだろうか。fix(固定する)からきている、単語。つまり、固執する・・・みたいな、強固な感じ。

 

私が「こわ!」って思う執着は、このfixation なのです。

 

そんなに私が嫌なら、もう、私から離れたらええやん!!!!と思う人ほど、目の前の私が嫌でも、自分の思う通りの私にしようとする・・・自分の思う通りにして、自分のそばに置きたがる。

 

このfixationが怖いんです。